シティプロモーションムービー「日本一美しい日の出の町 福島県・広野町」

ページ番号1004106  更新日 2023年4月9日

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広野町は「日本一美しい日の出の町」を宣言します!

福島県の浜通り南部に位置する広野町は、「東北に春を告げるまち」をキャッチコピーに謳う温暖な気候が自慢の町です。
震災の復興から次のフェーズに向かって移住・定住施策を推進するために、「海から昇る日の出の美しさ」に着目し、「日本一美しい日の出の町」を宣言するシティプロモーションムービー「日本一美しい日の出の町 福島県・広野町」を公式YouTubeチャンネルに公開しました。

イントロダクション

県外から広野町に来た応援職員、坂元 果乃莉(かのり)さん。地元に帰る前にもう一度、広野を知ろうと町へ出掛けました。
そこで出会った不思議な姉弟から「ねえ、お日様見たことある?」と声をかけられます。
町の人たちや気象予報士と一緒に「太陽と広野町」の関係を調べてみると、なんと驚きの結果が ──。

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動画を楽しむ5つのキーワード

「応援職員」の坂元さんって?

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震災後、広野町には全国の役所から職員を派遣いただいています。
その一人、坂元さんは岐阜県岐阜市役所から令和4年度に来た応援職員です。海がない県出身の坂元さんが「外から見た広野」を語る役をリアルに演じてくれました。

不思議な姉弟と『安寿と厨子王』伝説

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坂元さんと出会う不思議な姉弟は、広野小学校の児童が熱演しました。
2人のモチーフは、広野町に伝わる『安寿と厨子王』伝説です。
森鴎外の小説『山椒大夫』の元にもなった、この伝説に登場する乳母の竹(竹女)が広野町(浅見川村)出身といわれており、鈴木 正範(まさのり)さんが小学校の授業で子どもたちに伝承しています。

「血の出の松」が「日之出の松」に?

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『安寿と厨子王』の中で、海賊にさらわれた安寿と厨子王。責任を感じた竹女が海に身を投じた頃、浅見川の松に大蛇が絡みつきながら天に昇っていきます。不安を感じた村人が松を伐ると、その切り口から血が流れて「血の出の松」と呼ばれるようになりました。
後に「血の出の松」が訛って「日之出の松」になったとも言われています。
日本三名松のひとつに数えられていた「奥州日之出の松」に伝わるお話です。

東北でみかんとバナナ?!

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広野町の暖かさを象徴するのが、1985年から育てる「みかん」です。夏は涼しく冬は暖かい、海からの反射光もある広野の気候と立地が栽培に向いていると言われています。
さらに2018年からは、広野産バナナ「朝陽に輝く水平線がとても綺麗なみかんの丘のある町のバナナ」(愛称・綺麗)も新しく町の顔に加わりました。

「エアロゾル」ってどんなもの?

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ほこりや花粉、PM2.5など、空気中に浮かぶ微粒子をエアロゾル(エーロゾル)と呼び、薄いほど見通しが良く、澄んだ空といえます。
天気予報歴10年以上の河津 真人(かわづ まこと)さんが「普段の天気予報には使わないデータなので、広野町の調査で初めて使いました」と語る、新しいタイプの気象衛星ひまわり8号から観測できるようになったデータです。

美しい日の出に感動の声

日の出を見た方からのコメント

坂元 果乃莉さん

「私にとって、海から昇る日の出を見たのはこの撮影が初めてでした。町の皆さんと一緒に早朝のみかんの丘から見た日の出に感動しました!」

(広野町役場産業振興課)

鈴木 正範さん

「広野町に長年住んでいますが、今まで見たことがないような素晴らしい日の出に感動しております。日の出や太陽を目玉にしている地域は他にないようなので、これは広野町の観光のトップコンテンツになるのではないでしょうか」

(NPO法人「浅見川ゆめ会議」理事長、元広野町会議員、広野みかんクラブ代表、広野町観光協会会長)

河津 真人さん

「美しい映像に心が洗われました。最初に相談を受けた時は『日の出で町おこしなんて聞いたことがない。変わったことを考えているな』という印象でしたね。それが調査をしてみたら、まさか広野が日本一になるとは思いませんでした!」

(株式会社ウェザーマップ)

町の皆さん

「これまで日の出は特に気にしていなかったけれど、動画を見て改めて広野町に誇りを感じました」

「日照時間が長い町というのは知っていましたが、荘厳な音楽と一緒に見る日の出はひと味違いますね」

「日の出から一日が始まるシーンに、震災からの復興を重ねて見ました」

 

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日本一の日の出が見られるロケ地

動画では、広野町のふだんの暮らしが見えるポイントや、町を代表する場所を選んでロケーション撮影を行いました。
その中から、一般の方が日の出の時間に見学できるスポットを紹介します。
ほかにも、町役場に向かう坂道や周辺の住宅地、五社山、高倉城跡など、町のさまざまな場所から日の出を見ることができるので、ぜひ広野町を訪れてみてください。

みかんの丘

町役場の南西、海の見える高台にある約30アールのみかん畑です。2022年に、頂上に展望スペースを整備しました。

ひろの防災緑地

震災後にかさ上げし、県道広野小高線(通称・浜街道)沿いに延長約2キロメートル、面積約10.7ヘクタールの緑地を整備しました。ウォーキングや散策のルートとして親しまれているスポットです。

奥州日之出の松

『安寿と厨子王』の竹女を祀る姥嶽蛇王(うばたけじゃおう)神社の境内で、奥州日之出の松が見られます。名松は台風被害で2004年になくなってしまいましたが、現在は子孫の松が28本育てられています。

ロケーションマップ

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移住するなら、日の出が美しい広野町へ

事業概要

委託事業

4広復企委託第4号
広野町移住定住促進施策調査研究・企画事業業務委託

受託事業者

株式会社価値総合研究所

協力

株式会社ロボット

このページに関するお問い合わせ

広野暮らし相談窓口「りんくひろの」
〒979-0402 福島県双葉郡広野町大字下北迫字苗代替35番地
広野町役場 復興企画課内
電話:0240-27-1251 ファクス:0240-27-2212
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