【移住者の声】大和田理華さんにインタビューさせていただきました!

Uターン:HUMMING BIRD 大和田 理華さん(写真)

Uターン:大和田 理華さん

広野町でインディアンジュエリーのお店を営んでいる大和田さん。
広野町で生まれ育ち、東京で進学・就職。福島県に戻る際にいわき市でインディアンジュエリーのお店を開店。その後、故郷の広野町に移住し店を移転しました。


同じものが二つとない、インディアンジュエリー

Uターン:HUMMING BIRD 大和田 理華さん(写真1)
HUMMING BIRD店内

インディアンジュエリーの仕入販売、あとバックやポーチなどの製作をしています。広野町にお店を構えたのは2021年の5月になります。いわき市でお店を持っていたのですが40歳を過ぎた頃に、生まれ育ったこの広野町に戻りたいなと思って帰ってきました。インディアンジュエリーに出会ったのは東京に住んでいた頃。とても興味を持って、単身アメリカに行ってみたんですね。そうしたらネイティブ・アメリカンの人たちが住んでる土地とかにもすごく惹かれるところがあって、彼らと関わりのある仕事をしたいなって思って、東京から福島に戻ったときにいわき市に店をオープンしたんです。インディアンジュエリーの魅力は同じものが二つと無いこと。自分が気に入ったものが、唯一無二のものになる。全てが手作りで、流行り廃りが基本ない。石も同じものが無いので、ずっとつけられる宝物になっていく。そこが一番の魅力だと思います。


地元に支えられて今がある

Uターン:HUMMING BIRD 大和田 理華さん(写真2)
店舗外観

お店を作るにあたって、町から補助金などの支援が有りました。その資料を作ったりする手助けを役場や商工会さんからしていただいたり、いろいろヘルプしてもらいました。また、中学校までの同級生や幼なじみの人達が、農協にいたり銀行にいたりと、いろいろ相談に乗ってもらって、「地元に支えられている」という感じがありました。


ちょっと不便なところがいいな(笑)

広野町は私にとって自分の故郷なので住みやすいっていうのはありますが、ちゃんと四季を感じられつつも寒すぎない、暑すぎない、とても気候がいい所です。あとは何でしょうね、ちょっと不便なところかな(笑)。衣食住について最低限のところは揃ってるんですけど、いわき市や東京とかの都市部からするとちょっと物足りない、物足りないからこそ自分で工夫していろいろやってみようとか、そういうところが逆に魅力なのかな、って思います。例えば美味しいコーヒーを飲みたいなと思っても、コーヒーショップがない。だから自分で美味しいコーヒーを探して自分で淹れる、焼肉食べたくても焼肉屋さんがないのでバーベキューコンロ買って自分でバーベキューをやる、不便ではあるけれど工夫していろいろできるのが、逆にいいところに繋がってる気がします。


何もない分、自分でやればそれが形になっていく町

私は広野町に、Uターンで戻ってきたんですけど、役場の方や商工会の方がすごく親身になってアドバイスしてくださったり、手助けしていただけたので、そこは安心して相談してもらえればいいなって思います。あとは、やろうと思えば何でもできる場所だと思うので、自分で行動すればそれが形になっていくのかなと思います。やる気次第でなんでもできる場所なんです。


ずっとお客様の人生に寄り添っていける仕事

Uターン:HUMMING BIRD 大和田 理華さん(写真3)
愛犬ニコさんと

今の仕事はお客様との人生に寄り添っているなというのを実感できることがありました。それは、ある恋人同士のお客様が、お互いのプレゼントを内緒でそれぞれに購入されて、そのお二人が結婚することになり、結婚指輪を作らせていただきました。しばらくしたらお子さんが生まれて、その記念品になるものを買っていただいて、お子さんが小学校に入るときに、入学グッズで靴袋とか、そういうものを作ってほしいってご注文されたんです。こういった出来事が、お客様の人生に寄り添っていけるいい仕事だなって、嬉しいなぁ、って思いますね。故郷の広野町でお店をやることが出来て、いろいろな方と出会い本当に今、楽しいです。

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