図書室だより(令和7年12月)
図書の話題
ことしの終わりに、心をととのえる時間を
街のイルミネーションが灯り始め、心もどこかせわしなくなる12月。
一年の終わりが近づき、あわただしさの中にも、ふと立ち止まる瞬間がほしくなる頃ですね。
そんなときこそ、本を開いてみませんか?
静かに物語にひたる時間は、気持ちを落ち着け、やさしい気持ちを思い出させてくれます。
広野町図書室では、「一年を振り返る本」や「冬にぴったりの物語」など、心をととのえる一冊をご用意しています。
新しい年を迎える前に、本とのひとときで、心をそっと整えてみてはいかがでしょうか。
寒さの中でも、ぬくもりを感じる場所。12月も図書室でお待ちしています。
新着図書(12月分)
- 一般書 24冊
- 児童書 13冊
12月の新着図書の展開は12月10日(水曜日)を予定しております。
※到着状況により遅れがでる場合がございます。予めご了承ください。
おすすめの一冊(一般図書)

江戸でバイトやってみた。寛政期編 / 著:櫻庭由紀子
江戸時代にタイムスリップして、生きていくにはまず“仕事”が必要!
『江戸でバイトやってみた。寛政期編』は、もしも現代人が江戸で働いたら?というユニークな視点で描かれる、歴史×お仕事エッセイです。
町人や農民のリアルな暮らしぶり、意外な収入源や働き方を、ユーモアたっぷりに紹介。
時代劇では見えにくい庶民のリアルな日常が垣間見え、思わず「自分ならどの仕事を選ぶかな?」と想像してしまいます。
歴史に詳しくなくても楽しめる、やさしい語り口が魅力の一冊。
冬の読書にぴったりな、気軽で楽しい歴史体験をぜひどうぞ。
おすすめの一冊(児童図書)

クリームソーダのしゅわお / 作・絵:出口かずみ
パチパチ、しゅわしゅわ、つめたくてあまい、なつかしい味。
『クリームソーダのしゅわお』は、クリームソーダの泡から生まれたふしぎな生きもの「しゅわお」が主人公。
しゅわおがあちこち旅する姿を通して、日常の中のささやかな幸せや出会いの温かさに触れられます。
ページをめくるたびに伝わってくる、やさしい色づかいと、音のような言葉たち。
読んでいるうちに、心もしゅわっと軽くなるような一冊です。
寒い季節にも、ほんのりあたたかい気持ちになれる、冬にこそ読みたい絵本です。
休館日
12/2(火曜日) 12/9(火曜日) 12/16(火曜日) 12/23(火曜日)
1/6(火曜日) 1/13(火曜日) 1/20(火曜日) 1/27(火曜日)
※年末年始休み12/29(月曜日)~1/3(土曜日)
企画展示
一般図書
【2025年12月1日~】
年末年始にじっくり読みたいミステリー特集
児童図書
【2025年11月1日~】
クリスマス・お正月特集
貸出ランキング(11月)
1位 トリックオアトリート/岡村志満子
2位 暮しのヒント集/暮しの手帳編集部
3位 炎天夢/今野敏
4位 いとしきもの/小川糸
5位 ありか/瀬尾まいこ
お知らせ
本の購入リクエスト・リサイクルについて
図書室では、利用者から本の購入リクエストを受け付けております。
寄贈本に関しては、広野町ゆかりの図書を収集します。
一般図書は可能な限り新刊本を収集します。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
広野町図書室
〒979-0402 福島県双葉郡広野町大字下北迫字苗代替35番地
電話:0240-27-3211 ファクス:0240-27-4167
メールアドレス:hirono-library@abelia.ocn.ne.jp
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