まちの動き(令和7年3月)
第4回広野町環境審議会 開催
第4回広野町環境審議会が3月25日(火曜日)町役場にて行われ、永井祐二会長が遠藤町長に計画を答申しました。広野町は環境の保全などに関する基本的な施策を総合・計画的に実施することを目的に、町環境基本計画を新たに策定しました。「豊かな自然、ここに暮らす住民、地域共同体を形成する社会といった「風土」を未来に引き継ぐ」を基本理念とし、環境施策の4つの基本方針を掲げています。町長は「関係機関や企業と連携し、町民とともに自然豊かな優しいまちづくりを展望する」と話しました。
内堀知事への日本酒「奥州日之出の松」完成報告
広野町の日本酒「奥州日之出の松」の内堀知事への完成報告が3月24日(月曜日)、福島県庁において行われました。「奥州日之出の松」は広野町産コシヒカリを使用した純米酒で、「広野町の地酒をつくる会」が平成27年度から醸造を開始し、今年度で10周年を迎えました。完成報告には鈴木正範代表、遠藤町長、佐々木恵寿県議が出席し、鈴木代表から内堀知事へ新酒が手渡されました。新酒を試飲した内堀知事は「すっきりした味わいで美味しい。特産品のPRを通して、福島の風評払拭、風化を抑制するため一緒に取り組んでいきましょう。」と挨拶しました。
ひろのてらす9周年「春を告げるセール」開催
ひろのてらすオープン9周年を記念した「春を告げるセール」が、3月21日(金曜日)~23日(日曜日)の3日間行われました。同施設の出店者によるセールや抽選会が行われ、多くのお客さんで賑わいました。買い物をはじめ、交流、憩いの場として多くの皆様にご愛顧を頂き、震災から14年を迎え、今後とも、住民の生活を支える生活インフラとして持続可能な地域に親しまれる施設となるよう、出店者の皆様のご協力のもと、運営していきます。
広野町子ども・子育て支援会議委嘱状交付式及び委員会
広野町子ども・子育て支援会議委嘱状交付式及び委員会が、3月18日(火曜日)に広野町役場にて行われました。町における子ども・子育て支援に関する施策を総合的に推進するため、学識経験者や子育て支援関係者などに委員の委嘱を行いました。町では、平成27年3月に「広野町子ども・子育て支援事業計画」を策定し、必要な教育・保育の提供体制の確保と、子育て家庭それぞれの状況に応じた子育て支援を進めてきました。第2期計画期間の終了に伴い、委員会では第3期計画について検討がなされました。遠藤町長は「子どもたちが健やかに成長し、子育て家庭が安心して暮らせるまちづくりを目指す」と挨拶しました。
「インターン地域交流活動事業」成果報告会
「インターン地域交流活動事業」成果報告会が3月17日(月曜日)、広野町公民館で開催されました。この取り組みは、大学生による実践型インターンシップの成果報告であり、参加した大学生の皆さんは、受け入れ企業の南双サービス株式会社、ハタゴイン福島広野、東亜合成株式会社、ワークセンターさくらの4カ所において約1ヶ月間、それぞれの企業が抱える経営課題に対して企業と協働して取り組みました。報告会では、大学生ならではの新たな視点や斬新なアイデアから様々な課題解決のための提案が出され、活発な意見交換が行われました。
“二地域居住アーティスト・イン・レジデンス事業”作品お披露目会
“二地域居住アーティスト・イン・レジデンス事業”作品お披露目会が、3月16日(日曜日)にひろの未来館で開催されました。本取り組みは、町外からアーティストが広野町に令和 7年1月から滞在し、二地域居住をしながらいつもと異なる文化環境で作品制作・調査活動を行う取り組みです。今回は3名のアーティストを招聘し、名木「奥州日の出の松」をテーマにした現代アート作品制作を行いました。テーマから着想を得ながら、地域の歴史や文化、風土などを各アーティストが、描画や刺繍、伝統工芸(和紙やしめ縄)などの技法や素材を用いて製作しました。作品展示は、ひろの未来館1階文化活動交流室にて3月30日(日曜日)まで行われています。
広野町の懐かしい写真展 開催
広野町文化交流施設-ひろの未来館-の開館3周年記念事業として、広野町の懐かしい写真展が3月15日(土曜日)より3月30日(日曜日)まで同館1階にて開催されています。同館では、町民の郷土愛の醸成と地域の歴史画像資料の保存を目的として、現存する昭和時代に撮影された写真や日用品等の収集を行っており、昭和初期から昭和30年代ごろの町内の写真200点などが展示されています。また、同会場にてインスタグラムフォトコンテスト2024の応募作品(一部)の展示や広野町の未来を考えるようなワークショップも同時開催行されており、昭和から現在までの広野町を体験できる展示会となっています。
東日本大震災追悼献花式を実施
東日本大震災追悼献花式が3月11日(火曜日)、広野町震災記念公園において行われました。東日本大震災から14年を迎えて、震災で尊い命を亡くされた方々に対し、防災行政無線のサイレンで黙とうし、追悼の献花を行いました。献花式には遠藤町長、渡邉議長ら約50名が参列し、犠牲者の冥福を祈りました。遠藤町長は「町は大震災の教訓を踏まえ、防災に強いまちづくりに取り組んできました。今後も復興を必ず成し遂げる決意のもと、“安心・安全な共生のまちづくり”に向け全身全霊、全力で取り組んでまいります。」と挨拶しました。
広野町職員提案表彰式
広野町職員提案表彰式が3月6日(木曜日)に町役場にて行われました。町では職員の創意工夫による提案を奨励し、事務改善の推進と町民サービスの向上を図ることを目的とした広野町職員提案を実施しています。令和6年度は、最優秀賞には「エコ通勤(ノーマイカーデー)の実施と普及」、優秀賞には「災害に強いまちづくりについて」、「出張及び対面打合せ機会の必要性に係る見直し(テレワーク端末の利用促進)」がそれぞれ選ばれ、町長より賞状が手渡されました。
ふたば災害復興支援事務所継続に関する調印式・災害時における被災者相談業務の実施に関する協定締結式
広野町と福島県司法書士会、日本司法書士会連合会は、町役場にて3月5日(水曜日)に町内に設置されている「ふたば災害復興支援事務所」の運営を二年間延長することを決定し、災害時における被災者相談業務の実施に関する協定締結式を行いました。同事務所は、東日本大震災および原発事故からの復興を支援するため、2017年11月に開設され、広野町出身の司法書士、石名部穣さんが常駐し、相続や不動産、債務整理など、町民の様々な法律相談に無料で応じています。町役場において運営継続に関する調印式が行われました。また、町と県司法書士会は、災害時に被災者相談業務を実施するための協定を締結され、地震や台風などの自然災害が発生した際に、町民は速やかに法律相談を受けることが可能となります。遠藤町長は「事務所の運営継続は復興の後押しとなり、災害協定は被災者の不安解消と復興につながる」と期待を寄せました。
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