まちの動き(令和7年1月)
復興庁による語り部「星降る古里ひろの」への感謝状贈呈式
復興庁による語り部「星降る古里ひろの」への感謝状贈呈式が1月29日(水曜日)に、広野町役場にて行われました。今回、東日本大震災に係る「震災伝承」の第一線で活躍する「語り部」に感謝の意を示すとともに震災の風化防止・教訓継承を促進するべく、復興庁福島復興局長・志田局長より“星降る古里ひろの”代表 鈴木 恵子様へ感謝状が贈呈されました。本団体は、福島市を中心に平成30年頃(約7年前)から活動し、県内外で、「震災記憶継承~広野町の一家の生活」をテーマに東日本大震災発生後から現在に至るまでを紙芝居で伝える活動を行っています。鈴木代表は「震災を知らない世代に伝えて、防災・減災につなげていきたい」と話し、遠藤町長は「町の誇りとして、更なる活躍を期待する」と語りました。式典には杉浦副町長と同団体の鯨岡綾子さんも同席されました。
大学生観光まちづくりコンテスト2024 福島復興ステージ 広野町 オンライン地区別発表会 開催
大学生観光まちづくりコンテスト2024 福島復興ステージ 広野町 オンライン地区別発表会が1月28日(火曜日)に、広野町役場にて行われました。今年度開催されたまちづくりコンテストで準グランプリを受賞した千葉大学・東京大学混合チーム「黄色い小鳥」のお二人が企画をし、福島相双復興推進機構主催で開催されました。当日は、國學院大學や明治大学のチームもオンライン発表で参加し、広野の魅力を伝えるまちづくりプランを提案しました。会場には学生の現地フィールドワークに協力した団体や企業の皆さんが参加され、コンテスト当時よりもブラッシュアップされた提案内容について、質疑や意見が交わされました。
余白のアートフェア / マージナルアートフェア福島広野 開催
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地から、復興・創生を発信する「余白のアートフェア / マージナルアートフェア福島広野」が1月25日(土曜日)、26日(日曜日)の2日間、二ツ沼総合公園内で開かれました。国内外の約40組の作家による現代アート作品が、公園内の「合宿の宿」「清明館」などに絵画や写真などの現代アート作品約250点が展示され、作家が直接紹介・販売しました。実行委員会主催で代表の山崎晴太郎さんがディレクターを務め、Jヴィレッジが原発事故対応拠点となったことなどを踏まえ、復興の最前基地の役割を果たした広野町を可能性に満ちた「余白」の土地と捉えて企画されました。
新酒「奥州日之出の松」の完成報告会 実施
広野町産の特別栽培米コシヒカリを使用した純米酒「奥州日之出の松」完成報告会が、1月23日(木曜日)に広野町役場にて行われました。広野町の地酒をつくる会の鈴木正範代表が役場を訪れました。米の消費拡大や福島第一原発事故に伴う風評の払拭、新たな特産品の開発を目的に町民有志でお酒を造り始め、2015年度から今年で10年目となります。鈴木代表より「今年も素晴らしい酒に仕上がった。今後も取り組みを続けていきたい」と話しがあり、遠藤町長は「町の伝承を継承する思いや、復興に向けて前進する希望が詰まった日本酒だ」と語りました。
みかんジュース(広野町産みかん100%使用)完成・販売開始
広野町産のみかんを使ったジュースが1月23日(木曜日)に完成し、町内のトロピカルフルーツミュージアムと二ツ沼総合公園内の直売所(のらっこ)にて販売開始しました。昨年に収穫したみかんを加工し、糖度12度の濃厚で甘い味わいに仕上がりました。町では2015年度から農業生産者団体がみかんジュースを販売し、昨年度からは町振興公社が販売者となり、ラベルやボトルデザインを一新しました。ラベルには町の魅力発信シンボルマーク「Sマーク」が使用されています。
輿水復興副大臣が町内を視察
輿水恵一復興副大臣が1月22日(水曜日)、広野町を訪れ、二ツ沼総合公園内のトロピカルフルーツミュージアムを視察しました。トロピカルフルーツミュージアムでは、株式会社広野町振興公社の中津社長からバナナ栽培事業に関する説明を受け、遠藤町長と震災以降の広野町の復興の取り組みについて意見を交わしました。中津社長は「『バナナ栽培』というチャレンジから復興に取り組む姿を発信していきたい。再生可能エネルギーの導入などにより事業の継続性を図っていく。」と話しました。意見交換の後、バナナハウスに移動してバナナの栽培状況や地中熱設備などを視察しました。
令和7年広野町消防団並びに婦人消防隊出初め式
令和7年広野町消防団並びに婦人消防隊の出初め式が、1月19日(日曜日)に広野町総合グラウンドにて行われました。式典前にパレードを駅前商店街にて実施し、園児を先頭に町民に対して防火啓蒙を行い、町総合グラウンドにて防火宣言が園児により行われました。式典では、遠藤町長から日頃の消防団員らをはじめとした関係各位の地域防災取り組みに対し敬意を表すとともに、自助・互助・共助の大切さが語られ防災に強いまちづくりへさらに漸進していきたいと挨拶が述べられました。
いわきFC2025シーズン開幕に伴う表敬訪問
広野町がホームタウンの一町を担う「いわきFC」が、1月15日(水曜日)に2025シーズン開幕に伴って町役場を表敬訪問しました。田村監督、山口選手、木吹選手の3人が訪れ、町長らは挨拶をし、今期の躍進を誓いました。いわきFCの来シーズンの更なる躍進を祈念し、遠藤町長からも激励の言葉と町産の特別栽培米コシヒカリ「とんぼのめがね米」180kgを贈りました。
令和7年広野町はたちを祝う会
令和7年広野町はたちを祝う会が1月12日(日曜日)に町公民館にて挙行されました。対象者34人のうち25人が出席し、スーツや振袖に身を包んだ参加者は、旧友との再会を喜び、それぞれの目標に向かって気持ちを新たにしました。遠藤町長をはじめ来賓の皆さんから祝辞が贈られ、出席者を代表し、井上由海さんと園部寛太さんが「はたちの夢」を発表し、吉田明永さんが謝辞を述べました。
令和7年新春交歓会
令和7年新春交歓会が1月10日(金曜日)に町中央体育館で開催されました。当日は来賓をはじめ、行政区長や町内の企業、各種団体関係者ら約130人が出席しました。遠藤町長が昨年の取り組みを振り返りながら、「本年をふるさと復興創生「漸進」の年と位置づけ、ふるさとの歴史・伝統・文化を継承しながら町民とともに新たな未来創造を展望し、復興を成し遂げていきたい」と挨拶をしました。また、来賓祝辞等の後には懇談会が開かれ出席者で交流しました。
百歳高齢者賀寿贈呈式
広野町民の石本綾子さんが百歳賀寿を迎えられ、百歳高齢者賀寿贈呈式が1月8日(水曜日)に広野町の特別養護老人ホーム 花ぶさ苑で行われました。当日は杉浦副町長をはじめ、福島県相双保健福祉事務所の寅磐進所長、広野町社会福祉協議会の根本衛副会長、老人クラブ連合会の大和田義英会長、花ぶさ苑の植田博直施設長らが出席し賀寿を祝いました。贈呈式では、百歳賀寿の表彰状が県と町より贈られ、根本副会長と大和田会長からそれぞれ記念品が贈られました。当日は家族や施設のスタッフらと共に百歳の誕生日を祝いました。
広野町議会による「町民と議員との意見交換会」実施報告
広野町議会による「町民と議員との意見交換会」実施報告が、1月8日(水曜日)に広野町役場全員協議会室にて行われました。広野町議会は、令和6年11月20日から22日までの日程で開催した「町民と議員との意見交換会」において、町民の皆様よりいただいた意見・要望等を取りまとめ、報告書を作成し、渡邉議長から遠藤町長に報告書が手交されました。
東京電力ホールディングス株式会社 小早川社長来庁
東京電力ホールディングス株式会社 小早川智明社長が1月6日(月曜日)、広野町役場を訪れ、遠藤町長と渡邉議長らに新年の挨拶をするとともに意見交換を行いました。遠藤町長は、「広野町は震災以降、共生のまちづくりを掲げ歩んできました。長きに渡る廃炉作業の着実な前進に向け、住民との信頼関係のもと取り組んでいただきたい」と要望しました。小早川社長は、「廃炉作業を安全かつ着実に進めることが福島復興の大前提であり、福島への責任の貫徹が当社の最大の使命です。地元の皆様とともに復興・廃炉の両立に全力で取り組んでいきます。」と述べました。
役場仕事始め式
広野町役場の仕事始め式が1月6日(月曜日)に、職員約50人出席のもと行われました。遠藤町長から、職員に向けて事業計画性や目標にむかって進むことの重要性について話があり、「本年をふるさと復興創生「漸進の年」と位置づけ、これまでの取り組みから新たな展望に向けて、1つ1つをゆるやかにしなやかに進めていく。新たな飛躍を念じる。」と挨拶がありました。
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