まちの動き(令和6年10月)
広野町行政機構改革検討委員会 提言書手交式 開催
広野町行政機構改革検討委員会による提言書手交式が10月31日(火曜日)に広野町役場にて行われ、委員長を務める杉浦副町長から遠藤町長に提言書が手渡されました。行政ニーズが多様化する一方、人口減少に伴う人材確保が課題となる中、効率的な行政事務執行をすることを目的に5月から組織体制の検証、評価に取り組んできました。提言書では全庁的なDXを俯瞰し、全体計画を策定するなど横断的な調整機能を持つ「デジタル推進室」を総務課内に設置することを求めました。遠藤町長は「提言を正面に受け止め、来年度からの具現化・実行へ検討していく」と話しました。
葛巻町議会輝くふるさと常任委員会行政視察研修会を実施
岩手県葛巻町議会輝くふるさと常任委員会が行政視察研修のため、10月28日(月曜日)に広野町を訪れました。本研修は、令和5年5月25日に締結した岩手県葛巻町と広野町における「特産品振興・観光交流に関する協定」に基づき、広野町における取り組みやJヴィレッジを拠点とするスポーツ交流の推進、地域特産品の開発、地域公共交通活性化事業等について、現地視察を行いながら研修を実施しました。葛巻町からは鈴木 重男 町長、鈴木 満 議長、輝くふるさと常任委員会・辰柳 敬一 委員長ほか町議会議員ら合計13名が来町しました。
令和6年度行政区クリーンアップ作戦を実施
天候にも恵まれた良き日に、行政区クリーンアップ作戦を10月27日(日曜日)に実施しました。各行政区で住民同士が協力しながら、集会所や周辺道路のゴミ拾いや除草、花壇の整備などを行いながら、生活環境美化・保全に努めるとともに住民同士で交流を深めました。地域住民による良好な生活環境の美化・保全への取り組みを、行政区ごとに推進するとともに地域住民の繋がりを深めることを目的として行っています。
広野スタイル2024開催
二ツ沼総合公園を活用し、『広野スタイル(広野町独自)』のスポーツ振興等による新たなまちづくりの魅力を体感できるイベント“広野スタイル2024”が、10月26日(土曜日)二ツ沼総合公園にて開催され多くの来場者の熱狂と笑顔で溢れました。今年は、広野夢大使の鈴木大助さんらFMXライダー5人のFMX(フリースタイルモトクロス)ショーに加え、フリースタイルフットボール初代世界チャンピオンの横田陽介さんによる共演がありました。両者のアクロバティックな技の数々に、会場からは大きな歓声が上がっていました。その他にも、イベント会場内には、ボルダリングやサバイバルゲームなどのスポーツ体験ブースや移動動物園、地域内外から集まった飲食や雑貨販売などのブースが軒を連ね、子どもから大人まで楽しむ姿が見られました。
広野町女性会駅美化活動に係るJR感謝状授与報告
広野町女性会は町内のJR広野駅の継続的な美化活動を称えられ、JR東日本いわき統括センターから感謝状を受け、10月25日(金曜日)に広野町役場にて遠藤町長に報告を行いました。美化活動は50年以上前から継続しており、月に1度、女性会での清掃を実施し、年に2度は関係機関と合同で活動しています。木幡綾子会長は「活動で会員と会うのが楽しみ。会員の協力があっての今回の感謝状です。」と話しました。報告会には渡辺美枝子副会長と庶務の遠藤久美子さんらが同席をされました。
二ツ沼総合公園内にポケモンマンホール「ポケふた」を設置
広野町の二ツ沼総合公園内に、10月23日(水曜日)ポケモンマンホール「ポケふた」が1枚新たに設置されました。福島県内では今回新たに8枚の「ポケふた」が設置され、合計で34枚が設置されたことになります。今回、二ツ沼総合公園に設置された「ポケふた」にはラッキーとヤンヤンマが描かれており、世界に1枚しかないオリジナルデザインとなっています。2024年に新たに設置された自治体は広野町、白河市、平田村、国見町、湯川村、棚倉町、鏡石町、会津坂下町です。各市町村で異なったポケモンがデザインされているので、公園にお立ち寄りの際はぜひポケふたを探してみてください。
沼津学園との包括連携協定締結式を開催
震災復興支援や交流活動が縁となり、広野町と静岡県の学校法人沼津学園は10月23日(水曜日)に、沼津学園・杉山理事長出席のもと、包括連携協定を締結しました。震災以降、河津桜の植樹など計16回町を訪ね、町民との交流を深めてきました。両者のこれまで以上の友好的な交流を更に進めることで、防災教育を基軸とした相互連携と地域間交流が促進されることから、包括的な連携のもと、災害、教育、文化、地域づくり等の分野で相互に協力し、地域の発展及び人材の育成に寄与することを目的として協定の締結に至りました。
楢葉八幡神社秋季例大祭を開催
秋晴れの下、広野町の五穀豊穣に感謝する楢葉八幡神社秋季例大祭が、神社本殿にて10月21日(月曜日)に執り行われました。遠藤町長や町議会議員、氏子、地元企業・団体関係者ら約30名が参加しました。是次直人宮司が神事を行い、氏子をはじめ列席者が玉串を捧げました。また、今年の五穀豊穣ならびに安寧、健康長寿に感謝し、近年増えている未曽有の災害や物価高騰など大変な年ではありますが、平穏無事に残りが終えられるように祈念しました。
行政区長による中間貯蔵施設見学会開催
中間貯蔵施施設工事情報センター(JESCO)受け入れのもと、行政区長による東京電力福島第一原発事故の除染土壌を一時保管する中間貯蔵施設(大熊町・双葉町)の見学会を10月19日(土曜日)に開催しました。原発事故に伴う除染で出た大量の土などを保管している中間貯蔵施設を、行政区長らが現地視察に取り組み、施設の役割や安全性、今後の展望への理解を深めることを目的に行いました。大熊町・双葉町に計8か所点在している土壌貯蔵施設や廃棄物貯蔵施設、受け入れ分別施設、震災遺構、再生資源化の取り組みなどをマイクロバスに乗り、環境省福島環境事務所 関谷所長の案内のもと巡り、中間貯蔵施設をはじめとした最終処分に向けた取り組みを学びました。参加者からは土壌貯蔵方法や再生資源化などへの質問があり、現地視察を通じて、さらなる中間貯蔵施設および復旧に向けた取り組みへの理解が深まりました。
広野こども園でみかんの丘のみかんの成長を観察
広野町こども園のみんなで、10月18日(金曜日)にみかんの丘のみかんがどのくらい成長しているのか観察しに行ってきました。今年5月初めに、「みかんのおはなし」で町役場・産業振興課の職員から広野のみかんについて教わり、今回はその成長を、みんなで図鑑を片手に現地を見て回りました。品種によっては生育状況が異なり、緑・黄・橙の色とりどりなみかんがなっていて、こどもたちは興味津々な面持ちでみかんの木をじっくりと観察していました。「あと何回寝るとみかんになるの?」などと質問もあり、こどもたちはいつも見ている真ん丸橙色のみかんになるのが今から待ち遠しいようでした。
広野町学校給食共同調理場建設工事 安全祈願祭・起工式
広野町学校給食共同調場建設工事の安全祈願祭ならびに起工式が10月17日(木曜日)、広野小学校敷地内で行われました。老朽化が進んでいた従来の施設に代わり、新たな調理場は、最新の衛生管理基準に基づいたドライシステムの導入や、食物アレルギー対応食専用調理室の設置など、安全・安心でおいしい給食を提供できるよう整備されます。また、食育授業や給食試食会などに利用できるスペースも設けられ、保護者や地域住民の方々も食育に参画できる「地域の食育拠点」を目指していきます。完成は令和7年10月を予定しており、町民の健康増進に貢献する施設として、地域住民の生活向上につながるまちづくりを推進していきます。
第27回ひろの童謡まつり開催
「第27回ひろの童謡まつり」が10月12日(土曜日)、広野町中央体育館にて開催されました。来場者約800名の方々が童謡の音楽祭を楽しみました。ステージでは、広野町童謡大使の眞理ヨシコさんをはじめとするプロの童謡歌手の方々と、町内外の学校・合唱団体の皆さんが一体となり、美しい歌声を響かせました。また、広野町と「童謡の里づくりのまち」交流協定を締結している兵庫県たつの市の横山教育長、角田議長が来賓として出席し、ご挨拶をいただきました。エンディングでは、出演者全員で「とんぼのめがね」と「広野賛歌」、「故郷」を合唱し、会場が感動と笑顔で溢れました。
令和6年度広野町戦没者追悼式を開催
令和6年度広野町戦没者追悼式が10月8日(火曜日)、セレモニーホールふたばで開催されました。戦没者追悼式は2年に1度開催されており、戦争で犠牲となった215名の広野町の戦没者を追悼し、冥福を祈るとともに平和を祈念しました。追悼式には遠藤町長、渡邉議長、双葉郡遺族会の猪狩副会長、広野町戦没者遺族会の松本会長ほか遺族会から約10名が出席しました。遠藤町長が式辞を、猪狩副会長、渡邉議長が追悼のことばを述べ、出席者らが戦没者の冥福を祈り焼香を行いました。
100歳高齢者賀寿贈呈式を開催
広野町民の久保田敏子さんが100歳の誕生日を迎えられ、10月6日(日曜日)、町内の自宅にて賀寿贈呈式が行われました。当日は遠藤町長をはじめ、福島県相双保健福祉事務所の寅磐所長、広野町社会福祉協議会の松本副会長、広野町老人クラブ連合会の大和田会長らが出席し、賀寿を祝いました。贈呈式では、遠藤町長、寅磐所長から百歳賀寿の表彰状と記念品が、松本副会長、大和田会長からは記念品が贈られました。久保田敏子さんは大正13年10月6日生まれ、長寿の秘訣は「人と話し、パズルや読書で頭を使うこと」で、家族とともに100歳の誕生日を祝いました。
集団対抗パークゴルフ大会を開催
集団対抗パークゴルフ大会が10月6日(日曜日)、二ツ沼パークゴルフ場で開催されました。当日は、第1集団から第7集団までの各行政区の代表者86名が参加し、交流を深めながらプレーを楽しみました。開会式で遠藤町長が「町民の皆さんに親しまれているパークゴルフを通して、健康増進ならびに地域間の交流の機会になることを期待しています。」と挨拶しました。団体の部は第2集団(第21・22・23・26行政区)が優勝、個人の部は男性1位 門馬貞雄さん、2位 新妻常敬さん、3位 横山仁一さん、女性1位 根本美喜子さん、2位 松本シャウ子さん、3位 新妻和子さん がそれぞれ入賞を果たしました。
令和6年度広野こども園運動会開催
広野町こども園の運動会が広野中央体育館にて、10月5日(土曜日)に開催されました。当日は生憎の雨となりましたが、子どもたちの歓声と熱気により想像以上の盛り上がりを見せました。運動会の各種目では、創意工夫に富んだ子どもや保護者、会場全体が楽しめるようなワクワクな内容となっており、勝ち負け以上に、雨や寒さにも負けず、みんな全力で運動会を楽しむことができました。
広野夢大使 平井元喜氏来訪
10月4日(金曜日)、広野夢大使で英国を拠点に活動されているピアニスト/作曲家の平井元喜さんが広野町に来訪されました。平井さんは、町内の箒平地区の情景を歌詞とした童謡「とんぼのめがね」の作曲家・平井康三郎氏の孫であり、震災後は本県などの被災地域支援に取り組み、世界を舞台に活動されています。広野町を訪れるのは今回が初めてで、遠藤町長の案内のもと、広野こども園やひろの未来館、「とんぼのめがね」の舞台となった箒平地区などを訪れ、町の復興状況などを視察しました。
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