まちの動き(令和6年1月)
第13回ふくしま学(楽)会を開催
早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーとセンター主催の「第13回ふくしま学(楽)会」が1月28日(日曜日)、ふたば未来学園で開催されました。学会には学生や研究者、地域住民ら約100名が参加し、震災と原発事故からの復興について考えを深めました。今回の学会は3部構成で行われ、第1部では「処理水の海洋放出と福島の漁業」をテーマに議論が交わされ、「常磐もの」のヒラメを参加者が実際に味わいながら福島の漁業の未来について考えました。
広野町消防団機能別団員研修会を実施
広野町消防団機能別団員研修会が1月27日(土曜日)、広野町中央体育館で実施されました。機能別団員は、消火活動の後方支援や救護活動、予防啓発活動などの特定の活動を行い、消防団活動を補完することを目的に、令和元年11月に組織されました。研修会には機能別団員12名が参加し、町消防団との連携強化や地域防災力向上につながるよう消防団の基礎と技能を学びました。参加した機能別団員は富岡消防署楢葉分署の指導の下、基本姿勢や敬礼などの礼式訓練、心肺蘇生法やAEDの救命講習を受けました。
広野町産みかんジュース完成報告会
広野町産みかんを使った6次化商品「みかんジュース」の完成報告会が1月24日(木曜日)、広野町役場で行われました。完成報告会には株式会社広野町振興公社の中津社長と遠藤町長らが出席し、中津社長が遠藤町長に完成を報告しました。中津社長は「みかんジュースを通して、町のPRや農業振興につなげたい。」と挨拶しました。今年度からボトルやラベルのデザインを一新し、1月25日(木曜日)から限定約590本(500ml:1,080円)を、町内の二ツ沼総合公園のフラワーパークと二ツ沼直売所で販売します。
トヨタカローラいわき株式会社 車椅子寄附贈呈式
トヨタカローラいわき株式会社からの車椅子寄附贈呈式が1月23日(火曜日)、広野町役場で行われました。トヨタカローラいわき株式会社は社会貢献活動の一環として、アルミホイールやアルミ缶を回収し、その資金で車椅子を購入し、浜通りの病院や福祉施設、学校などに寄贈しています。広野町においては、令和4年12月に1回目の寄贈を受けており、今回が2回目の寄贈になります。贈呈式にはトヨタカローラいわき株式会社の河口利夫 代表取締役社長と遠藤町長らが出席し、河口社長から遠藤町長へ車椅子の寄贈が行われました。
広野町消防団・婦人消防隊出初め式
令和6年広野町消防団並びに婦人消防隊出初式が1月21日(日曜日)、広野町中央体育館で開催されました。当日は雨の影響でパレード及び放水訓練は中止となり、出初め式のみの開催となりましたが、団員・隊員、関係者約100名が出席し、安全・安心への貢献を誓いました。式では通常点検が行われたほか、団員・隊員への町長表彰並びに広野火力発電所自衛消防隊へ感謝状が贈られました。遠藤町長は式辞で「防災に強い“安全・安心な共生のまちづくり”の実現に向けて、団長・隊長指揮のもと一丸となって取り組んでほしい。」と述べました。
「車椅子あーちゃん号を全国に届ける会」車椅子贈呈式
社会福祉向上のためにプルタブを収集して車椅子寄贈活動を行う、「車椅子あーちゃん号を全国に届ける会」からの車椅子贈呈式が1月20日(土曜日)、広野町老人福祉センターで行われました。平成13年に亡くなったいわき市久之浜町の木村麻美さん(享年16歳)の遺志を継いで各地に寄贈を続けており、車椅子1台が広野町社会福祉協議会に贈られました。贈呈式には、木村さんの両親である喜隆さん、美奈子さん、いわき市の岬学園の岬はな江さんらが出席し、会長の遠藤町長に車椅子を贈呈しました。寄贈された車椅子は老人福祉センターの利用者や福祉体験講座などに利用していきます。
株式会社二光製作所との連携協力基本協定締結式
広野町と株式会社二光製作所(本社:埼玉県さいたま市)との連携協力基本協定締結式が1月19日(金曜日)、広野町役場で行われました。株式会社二光製作所は航空宇宙分野を中心に精密板金加工などを手掛ける会社で、広野町の広野駅東側産業団地に進出するため、立地や事業推進、雇用創出に向けた協定を締結しました。締結式には株式会社二光製作所の坂口𠮷昭 代表取締役社長と遠藤町長らが出席し、協定書に署名しました。遠藤町長は「町の産業振興に貢献するとともに、県の航空宇宙産業の発展につながるものと期待しています。」と挨拶しました。
パナソニックホームズ株式会社との連携協力協定締結式
広野町とパナソニックホームズ株式会社との地方創生の実現に向けた町の魅力向上と付加価値創出による移住定住の促進に関する連携協力協定締結式が1月16日(火曜日)、広野町役場で行われました。締結式にはパナソニックホームズ株式会社の日高基比古 東日本分譲開発支社長と遠藤町長らが出席し、日高支社長と遠藤町長が協定書に署名しました。協定締結にあたり、遠藤町長は「連携協力協定により、町の魅力や生活利便性を高め、付加価値を創出し、移住定住を推進することで、地方創生を実現してまいります。」と挨拶しました。
あぶくま信用金庫からの企業版ふるさと納税寄附贈呈式
あぶくま信用金庫からの企業版ふるさと納税寄附贈呈式が1月16日(火曜日)、広野町役場で行われました。贈呈式では、太田福裕理事長より企業版ふるさと納税として寄附金50万円が遠藤町長に贈られました。広野町とあぶくま信用金庫は平成28年に「地域密着総合連携協定」を締結しており、企業版ふるさと納税の寄附は令和4年3月に続いて2回目になります。寄附いただいたふるさと納税は、広野町まち・ひと・しごと創生推進事業に基づき、まちづくり・賑わい事業の財源として活用していきます。
ふくしまキッズトレイルラン大会
浜通り、中通り、会津地方の野山を駆け抜ける「ふくしまキッズトレイルラン大会」が1月7日(日曜日)、二ツ沼総合公園で開催されました。イベントはMt.mafu projectの主催で、今回で2年目を迎え、広野町は南会津町、鏡石町に続いて3会場目の開催となりました。県内外から親子連れの参加者が多数参加し、ランニングを通して楽しいひとときを過ごしました。キッズトレイルラン大会の後には、中学生以上が対象の「ふくしま2時間耐久ミニトレイルラン駅伝大会」も行われ、400名を超える参加者がイベントを楽しみました。
令和6年広野町はたちを祝う会
令和6年広野町はたちを祝う会が1月7日(日曜日)、広野町公民館において執り行われ、新たに二十歳を迎えた14名が出席しました。スーツや振袖に身を包んだ参加者は、旧友との再会を喜び、それぞれの目標に向かって気持ちを新たにしました。式典では、遠藤町長から根本陸さんに成人証書の授与が行われ、遠藤町長が「皆さんの高い志と熱い情熱をもって、これからの輝かしい未来へと前進し、若い力を発揮して社会で活躍することを期待しています。」と式辞を述べました。来賓として橋本徹県議、佐々木恵寿県議、渡邉正俊町議会議長が祝辞を贈りました。出席者を代表し、荒川礼奈さんと坂本侑汰さんが「はたちの夢」を発表し、山田あさかさんが謝辞を述べました。
令和6年新春交歓会
令和6年広野町新春交歓会が1月5日(金曜日)、広野町中央体育館で行われ、約140名の関係者や町民が集い、新年の挨拶を交わしました。遠藤町長が「本年をふる里復興・創生『創出の年』と位置づけ、新たな時代の安心・安全な防災に強い“原子力事故からの共生のまちづくり”に向け、取り組んでまいります。」と新年の挨拶をしました。来賓として、森まさこ参議院議員、星北斗参議院議員、荒井崇福島復興局長らが祝辞を述べました。式典の最後には、合唱団めじろたちによる新春合唱が披露され、新年の節目に花を添えました。
東京電力HD小早川社長が来庁
東京電力ホールディングス株式会社 小早川智明社長が1月4日(木曜日)、広野町役場を訪れ、遠藤町長と渡邉議長らに新年の挨拶をするとともに意見交換を行いました。遠藤町長は、「廃炉作業及びALPS処理水の海洋放出に関しては、適切な情報発信により科学的根拠に基づく風評対策など、住民に寄り添いながら万全の体制で進めていただきたい。」と要望しました。小早川社長は、「福島への責任の貫徹が当社の最大の使命です。地元の皆様から信頼をいただけるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。」と述べました。
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