令和7年6月16日メッセージ(一般経過報告)
令和7年第2回広野町議会定例会 一般経過報告(原文のまま)
本定例会に提出しました議案を審議いただくに当たり、令和7年第1回定例会以降における町政の経過をご報告申し上げます。
はじめに、総務課であります。
4月12日、行政区長会議を開催しました。令和7年度における広野町の重点事業、いただいた要望と質問への対応、及び広野駅周辺整備事業、折木地区土砂採取事業計画変更協議(林地開発)について説明を行いました。行政区長の皆様からいただいた貴重なご意見を施策に反映し取り組んでいきます。
4月19日、住民説明会を開催しました。令和7年度における広野町の重点事業、及び広野駅周辺整備事業、折木地区土砂採取事業計画変更協議(林地開発)について説明を行いました。参加された住民の皆様からいただいた貴重なご意見を施策に反映し取り組んでいきます。
5月24日、25日、町制施行85周年記念事業として、第35回広野町民号「新緑の日光・会津めぐり-日光東照宮と鬼怒川温泉ふれあいの旅-」を町民や町内事業者など120名参加の下実施し、参加者の皆さまは旅行を楽しみながら相互に親睦を深めました。行程において、西会津町、平田村の道の駅を訪問し、西会津町、 薄友喜町長、伊藤一男議会議長、平田村、澤村和明村長、伊藤孝雄議会議長から歓迎のご挨拶をいただきました。
6月14日、広野駅環境美化推進協議会が主催する美化活動が、広野駅周辺で行われました。当日は、同協議会の根本会長をはじめ、JR職員OBや町職員など約80人が参加し、広野町の玄関口である駅前や駅構内の除草作業に取り組みました。
次に復興企画課です。
4月13日、春季町長杯パークゴルフ大会(グリーンカップ)が開催され、町内外から約150 名の参加者の下、日頃のプレーの成果を発揮しようと熱戦が繰り広げられました。当日は、絶妙なコースセッティングに手こずり、参加者はスコアメイクに苦しみましたが、ホールインワンを複数記録するなど盛り上がりました。
4月14日、輿水恵一復興副大臣が来訪され、今年2月に庁舎内に設置した「AI コンシェルジュサービス」についてご視察されました。輿水復興副大臣からは,「先進的な取り組みに大いに期待します。」とのお言葉を頂きました。
5月3日、二ツ沼総合公園において「ふれあいフェスタ2025」を開催しました。当日は、ゴールデンウイーク中の好天に恵まれ、ステージイベントやフリーマーケットをはじめ、飲食ブース、キッチンカー、フリーマーケットに約1,500 人が訪れ、公園内の遊具で遊ぶ多くの家族連れで賑わいました。
5月16日、内堀雅雄福島県知事が来訪され、町が進めている公共施設への太陽光発電、蓄電設備の導入状況を視察されました。内堀県知事から「カーボンニュートラルに向けた県内に先がけての広野町の素晴らしい取り組みと連携して、福島県内における再エネの強化・充実を図っていきたい。」とのお言葉を頂きました。
5月28日、原子力災害による旧緊急時避難準備区域に指定されていた広野町、南相馬市、田村市、川内村の4市町村は、復興庁福島復興局において、復興大臣及び原子力災害現地対策本部長に対し、合同で要望活動を実施しました。当日は、志田文
毅福島復興局長、佐野究一郎原子力災害現地対策本部副本部長に対し、第二期復興創生期間後の支援策や復興予算の財源確保、医療体制の再構築、保健医療福祉人材の確保など、福島第一原発事故からの復興・創生に対する支援の継続を求めました。
6月7日、二ツ沼総合公園において、花を植えることで景観を良くし、明るく住みやすい町づくりを目指す「花いっぱい運動」を開催しました。当日は、約100 名の参加者の下、サルビアやマリーゴールドなど約6,000 本の植栽を行いました。
次に健康福祉課です。
4月24日、広野町保健協力員・母子推進員10名に対し、委嘱状の交付を行いました。保健協力員・母子推進員には、総合検診、乳幼児健診等事業にご協力をいただきます。
6月5日、広野町国民健康保険事業の運営に関する協議会委員6名に対し、委嘱状交付を行いました。国民健康保険事業に係る条例及び税率等に関する重要事項について審議を行い、地域におけるきめ細やかな事業実現に向けご協力をいただきます。
国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の保険税、保険料及び一部負担金等の免除措置に対する国の財政支援については、令和3年3月9日に閣議決定された「「第2期復興・創生期間」以降における東日本大震災からの復興の基本方針」を踏まえた令和4年4月8日付け通知に基づき、令和6年度以降、保険税・保険料の減免が終了しており、一部負担金につきましては、令和7年4月1日以降免除が終了しております。旧緊急時避難準備区域及び平成27 年12 月31日までに指定が解除された避難指示解除準備区域以外の広野町への転入による令和7年度の国民健康保険税、介護保険料の免除に関しては、
本議会に国民健康保険税等の減免に関する条例案を上程しておりますので、よろしくご審議くださるようお願いいたします。
次にこども家庭課です。
4月5日、広野こども園の入園式を議員の皆様ご臨席の下実施しました。0歳児から3歳児までの16人が新たに入園し、こども園の全園児数は92人となっています。4月7日、広野町児童館の入館式を議長、産業厚生常任委員会委員長ご臨席の下実施しました。15人が新たに入館し、児童館の全児童数は59人となっています。
4月25日、広野こども園において保育・給食参観を実施しました。当日は、0歳児から5歳児の保護者を対象に、公認心理士による子育てに関する講演を併せて実施しました。
5月24日、郡山市において第40 回福島県保育研究大会が開催されました。大会では、広野こども園職員が相双地区代表として、「家庭や地域との連携による食育の推進」を研究テーマに活動内容を発表しました。
6月6日、広野こども園の親子遠足を二ツ沼総合公園で実施しました。当日は天候にも恵まれ、園児たちは保護者と触れ合いながらの体操やゲームを楽しんでいました。
次に環境防災課です。
3月23日、広野町消防本団と事務局により町内すべての消防屯所を巡回し、消防車両やポンプの整備状況、消防機械器具の点検、配置状況など、現地において確認しました。4月1日付けで広野町交通教育専門員を5名委嘱し、4月7日の児童・生徒の登校日から、国道6号役場前交差点、折木大平交差点、老人福祉センター前横断歩道において、交通事故防止活動を実施しています。4月6日から4月15日までの「春の全国交通安全運動」期間中、国道6号役場前交差点及び駅前交差点等において、双葉警察署及び富岡地区交通安全協会広野分会のご協力をいただきながら、朝の通勤・通学時間帯に特別職及び管理職による立哨活動、4月7日と4月15日には職員総出で横断幕やプラカードを掲げて交通立哨を実施し、歩行者やドライバーに交通安全を呼びかけました。
4月20 日、広野町総合グラウンドにおいて、令和7年広野町消防団・婦人消防隊春季検閲式を齋藤裕喜衆議院議員始め、多くのご来賓のご臨席の下挙行いたしました。消防団の厳格な規律や団結力を高め、町民の生命、財産を守ることを念頭に広野町消防団、広野町婦人消防隊、株式会社JERA(ジェラ)広野火力発電所自衛消防隊、総勢57名参加して行いました。
5月23日、24日の2日間、狂犬病予防注射を福島県動物愛護センター相双支所の協力を得て、各地区集会所など、町内13 会場で実施しました。3月24日、4月25日、5月27日、広野町安心・安全ネットワーク会議立哨活動を国道6号役場前交差点等で実施し、ドライバーに安全運転を呼びかけました。5月27日、広野町安心・安全ネットワーク会議を開催し、交通事故防止対策、ごみ出しルールの遵守等について会員企業に協力を求めました。
6月4日、広野町と南双サービス株式会社は、中村直代表取締役社長出席のもと、環境保全、防災等の分野で相互に協力し、広野町の持続可能なまちづくりの実現に向けて地域連携協力協定を締結しました。
次に産業振興課です。
4月1日、町内での犯罪抑止及び児童・生徒の登下校時における交通事故防止のため、広野町警戒パトロール隊出動式を実施いたしました。子供たちや高齢者の安心・安全を確保し、地域住民により身近なパトロールを実施するため、町が任命した町民の隊員による町内全域のパトロール業務を午前7時から午前8時、午後3時から午後8時の時間帯で実施しています。
5月17日から18日にかけて、町制施行85 周年記念事業の一環として、広野町中央体育館において、「第36 回巨木を語ろう全国フォーラム福島・広野大会」を「全国巨樹・巨木林の会」会長 高橋 進様をはじめ、多くのご来賓の皆様、更には全国各地から巨樹愛好家の皆様約200名の来場者の下に開催しました。フォーラムでは、宮城大学教授 小沢晴司様による基調講演及びパネルディスカッションを行いました。また、2日目はエクスカーションを行い、東日本大震災を乗り越えてきた経験とともに、森林の大切や当町の自然豊かな森林の魅力を全国に発信しました。
6月5日、広野小学校6年生全員参加により、ふる里広野町の自然を愛し、育てるために協力して社会に奉仕することを目的とした「広野町緑の少年団」の結団式を行いました。団員全員に、帽子とスカーフ、緑のハンドブックを配布し、団員代表の児童から入団宣言がなされました。今年度の活動としては、広野駅東側にある沼津の杜公園での「河津桜植樹」や「ふくしま植樹祭」などへの活動に参加していきます。
6月12日、JA福島さくらふたば統括センターが主体となり、「あぜみち指導会」を実施いたしました。29人の参加者に対し、水稲栽培管理、病害対策、農作業中の安全管理等について説明を行いました。本年度における町内の水稲作付面積については、主食用米が179ヘクタール、飼料用米が3ヘクタール、合計約182へクタールになると見込んでおり、今後、作付された水田の現地確認をして集計作業を行っていきます。
次に建設課です。
町道北釜・大谷地原線道路改良舗装工事につきましては、工事区間が埋蔵文化財の包蔵地であることから、令和7年4月1日に発掘調査業務委託契約を締結し、計画面積約700平方メートルのうち約80平方メートルが完了しております。下水道移設工事並びに道路改良舗装工事についても随時進めていく予定です。昨年度、完了した実施設計 延長約1.2キロメートルの用地測量委託については、5月29日に下北迫地区集会所において地権者を対象に今後の予定について説明会を開催しました。折木地区土砂採取区域完了工事につきましては、5月9日の令和7年第3回広野町議会臨時会においてご承認をいただき、工事請負契約を締結し、現在工事着手の準備を進めています。また、福島県発注工事の建設残土の流用について協議が整い、5月26 日より土砂の受入を開始しました。6月18日に全体で約5,000立方メートルの土砂の受入が完了する予定です。受け入れた土砂を活用し工事費の低減に努めます。
6月1日、浅見川、折木川、北迫川流域全体の良好な河川環境の保全と再生を積極的に推進するとともに、河川愛護意識の醸成を図ることを目的に、広野町クリーンアップ作戦を実施しました。当日は、約600名の町民、各種団体、企業の方々が参加し、町内の河川美化活動に務めました。
次に学校教育課です。
4月7日、広野小学校・広野中学校において入学式が行われ、小学校17名の児童、中学校47名の生徒が新一年生として入学しました。小学校の全児童数は124名、中学校の全生徒数は115名となりました。同日、JFAアカデミー福島の入校式がJヴィレッジにおいて行われ、第20期生となる男子18名が入校しました。
同じく、福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校では、中学生60名、高校生150名の生徒が入学し、中学校の全生徒数は178名、高等学校の全生徒数は458名となりました。広野こども園の全園児数92名と合わせ、「教育の丘」で学ぶ児童・生徒は、総数967名となりました。
4月26日、福島国際研究教育機構F-REIの設立2周年記念シンポジウムにおいて、本町の小学生4名、中学生2名計6名を含む相双地域の小中高生約30人が、「ぼくたち、私たちが描く浜通り地域の未来」と題して、F-REIに行ってほしい研究や2050年の浜通り未来について発表しました。
5月2日、広野小・中学校において、地震及び津波を想定した「避難訓練」を実施しました。避難時の移動経路・移動時間等を確認しながら、児童生徒の保護者への引き渡し訓練も行いました。
5月18日、広野小学校の運動会が開催されました。前日の雨で1日順延しての開催となりましたが、児童たちは、「全力で 頑張る君が1等賞」をスローガンに、練習の成果を遺憾なく発揮し、最後まで頑張りました。ご家族の皆様共々、思い出に残る大変貴重な一日を過ごすことができました。
次に生涯学習課です。
5月10日、公民館において、広野町青少年健全育成町民会議総会を開催し、各種体験活動の実施にかかる事業計画、予算の承認をいただきました。令和7年度は年間をとおして、放課後元気教室や児童館との共催により、町内において様々な文化活動等に取り組む皆様を講師として迎え、未来を担う子どもたちの健全育成に繋がる事業を展開してまいります。
5月14日、広野小学校において「ひろの元気教室」の開校式を行いました。小学4年生から6年生までの児童10 名が、放課後の空き教室などを活用して、社会性や自主性、創造性を育むことを目的に、来年2月まで、文化・芸術・スポーツ等の様々な体験活動を実施いたします。
5月20日から、町内在住・在勤の方を対象に令和7年度の公民館各種教室として「毎日の体操教室」を開講いたしました。この事業の他に、本年度は「英語教室」をはじめ「手話教室」や「三味線教室」を予定しており、生涯学習の推進を図りながら、参加者同士での交流を深めるなど、地域コミュニティの場としての役割も担いながら、令和8年3月まで実施します。
さて、本定例会にご提案申し上げる案件は、
- 条例案件 2件
- 補正予算案件 4件
- その他案件 3件
合計9件であります。
慎重なるご審議を賜りますようお願い申し上げ、経過報告といたします。
このページに関するお問い合わせ
広野町役場
〒979-0402 福島県双葉郡広野町大字下北迫字苗代替35
電話:0240-27-2111 (代表) ファクス:0240-27-4167
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。