令和6年6月11日メッセージ(一般経過報告)
令和6年第2回広野町議会定例会 一般経過報告(原文のまま)
本定例会に提出しました議案を審議いただくに当たり、令和6年 第1回定例会以降における町政の経過をご報告申し上げます。
はじめに、総務課であります。 4月 13 日、行政区長会議を開催しました。令和6年度における広野町の重点事業と要望、質問への対応並びに広野町防災の駅整備事業について説明を行いました。行政区長の皆様からいただいた貴重なご意見を施策に反映し取り組んでいきます。 4月 27 日、午前と午後の2回に分け住民説明会を開催しました。 令和6年度における広野町の重点事業と、新広野町防災の駅整備事業について説明を行いました。参加された住民の皆様からいただいた貴重なご意見を施策に反映し取り組んでいきます。 5月 30 日、行政を取り巻く環境も大きく変化し、行政ニーズも多様化する中で、移住定住の促進、DXの推進を念頭に、効率的な行政事務執行を行うことを目的として、課長補佐職を中心とした17名で構成する「広野町行政機構改革検討委員会」を開催しました。現行組織の事務分掌の課題等を整理、検討を行い、その結果を令和6年 10 月を目途に町長へ提言を行います。
次に復興企画課です。 4月 21 日、春季町長杯パークゴルフ大会(グリーンカップ)が開 催され、町内外から約 150 名の参加者のもと、日頃のプレーの成果 を発揮しようと熱戦が繰り広げられました。当日は、絶妙なコースセ ッティングに手こずり、参加者はスコアメイクに苦しみましたが、ホールインワンを複数記録するなど盛り上がりました。 5月1日、土屋 品子 復興大臣が来訪され、県立ふたば未来学園中 高一貫校で実施している演劇の授業をご視察され、特色ある教育活 動の現場で高校生と意見交換されました。土屋大臣から生徒らに対し、将来の夢、今勉強していることなどを伺い、立派に成長することを期待しますとのお言葉を頂きました。 5月3日、二ツ沼総合公園において「ふれあいフェスタ 2024」が、町、振興公社主催、商工会の協力のもと開催しました。当日は、ゴールデンウイーク中の好天に恵まれ、ステージイベントや各種ワークショップをはじめ、飲食ブース、キッチンカー、フリーマーケットが出店され、公園内の遊具で遊ぶ多くの家族連れ等、約 3,000 人の方々で賑わいました。 5 月 29 日、原子力災害による旧緊急時避難準備区域に指定されていた広野町、南相馬市、田村市、川内村の4市町村は、復興庁福島復興局において、復興大臣及び原子力災害現地対策本部長に対し、合同で要望活動を実施しました。当日は、荒井 崇 福島復興局長、師田 晃彦 原子力災害現地対策本部副本部長に対し、第二期復興創生期間後の支援策や復興予算の財源確保、医療体制の再構築、公共施設の統廃合など、福島第一原発事故からの復興・創生に対する支援の継続を求めました。 6月1日、二ツ沼総合公園において、花を植えることで景観を良くし、明るく住みやすい町づくりを目指す「花いっぱい運動」を開催し ました。当日は、約 200 名の参加者のもと、サルビアやマリーゴール ドなど約 6,000 本の植栽を行いました。 6月5日、内堀 雅雄 福島県知事が来訪され、町立広野中学校で勉学に励んでいる生徒と懇談を行いました。JFAアカデミー生からは「親 元を離れ洗濯など身の回りのことを全て自分ですることになり、あらためて親のありがたさを知った。」との話があり、地元出身生徒からは「入学当初は全国から入学してきたアカデミー福島の生徒との関係に戸惑うこともあったが、広蛍祭など学校行事を通じて絆を深めてきた。」との話がありました。知事からは、「広野中学校は全国から生徒が集まる、いわば大学のようだ。中学生段階から全国様々な背 景を持った生徒と切磋琢磨していってほしい。」とのエールをいただきました。懇談の後、役場に場所を移し、町長はじめ町三役と町の課題解決に向けた県の力強い支援を要望するなど意見交換を行ったほか、職員への激励をいただきました。
次に健康福祉課です。 3月 31 日、老人福祉法に基づく「広野町高齢者福祉計画」及び介 護保険法に基づく「第9期介護保険事業計画」を策定しました。この 計画に基づき、高齢者を対象とした生きがい事業、健康づくり事業、 介護保険サービス給付及び認知症対策事業を実施いたします。 4月4日、永井 トヨ 様がめでたく満100歳を迎えられ、広野町社会福祉協議会と合同により広野町特別養護老人ホーム花ぶさ苑にお いて賀寿贈呈式を挙行いたしました。 国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療の保険税、保険料及び一部負担金等の免除措置に対する国の財政支援については、令和3年3月9日に閣議決定された「「第2期復興・創生期間」以降における 東日本大震災からの復興の基本方針」を踏まえた令和4年4月8日付け通知に基づき、旧緊急時避難準備区域に住所を有していた方の保険税・保険料の減免は令和6年度を以て終了します。なお、一部負担金につきましては、上位所得層を除く被保険者は、昨年に引き続き 免除されることとなります。旧緊急時避難準備区域以外に住所を有していた方の令和6年度の国民健康保険税、介護保険料の免除に関しては、本議会に国民健康保険税等の減免に関する条例案を上程しておりますので、よろしくご審議くださるようお願いいたします。
次にこども家庭課です。 4月6日、広野こども園の入園式を議員の皆様ご臨席のもと実施 しました。0歳児から5歳児までの 25 人が新たに入園し、こども園 の全園児数は 96 人となっています。4月8日、広野町児童館の入館式を副議長、産業厚生常任委員会委 員長ご臨席のもと実施しました。13 人が新たに入館し、児童館の全児童数は 63 人となっています。 4月26 日、こども園において保育・給食参観を実施しました。当日は、3歳児から5歳児の保護者を対象に、公認心理士による子育てに関する講演、並びに教育委員会による特別支援教育についての説明会を併せて実施しました。
次に環境防災課です。 3月 24 日、広野町消防本団と事務局により町内すべての消防屯所 を巡回し、消防車両やポンプの整備状況、消防機械器具の点検、配置 状況など、現地において確認しました。 4月1日付けで広野町交通教育専門員を3名委嘱し、4月8日の 児童・生徒の登校日から、国道6号役場前交差点並びに折木大平交差点、老人福祉センター前横断歩道において、交通事故防止活動を実施 しています。 4月6日から4月 15 日までの「春の全国交通安全運動」期間中、 国道6号役場前交差点及び駅前交差点等において、双葉警察署及び富岡地区交通安全協会広野分会のご協力をいただきながら、朝の通勤・通学時間帯に特別職及び管理職による立哨活動、4月8日と4月 15 日には職員総出で横断幕やプラカードを掲げて交通立哨を実施し、 歩行者やドライバーに交通安全を呼びかけました。 4月 14 日、広野町総合グラウンドにおいて、令和6年広野町消防 団・婦人消防隊春季検閲式を議長、副議長をはじめ議員の皆様ご臨席 のもと挙行いたしました。消防団の厳格な規律や団結力を高め、町民の生命、財産を守ることを念頭に広野町消防団、広野町婦人消防隊、 株式会社JERA(ジェラ)広野火力発電所自衛消防隊、総勢 57 名の参加のもと行いました。 4月 19 日、5月 22 日、広野町安心・安全ネットワーク会議立哨 活動を国道6号役場前交差点等で実施し、ドライバーに安全運転を 呼びかけました。4月 19 日、広野町安心・安全ネットワーク会議を開催し、交通事故防止対策、ごみ出しルールの遵守等について会員企業に協力を求めました。 5月 22 日、広野町公民館において、8月 25 日に開催される第 45 回福島県消防操法大会の出場選手結団式を、議長をはじめ広野町消防団幹部ご臨席のもと執り行いました。本町消防団は、同大会において「小型ポンプ操法の部」に、双葉郡町村消防団を代表して出場いたします。各分団より選抜された選手は、本大会に向け長期間に及ぶ訓練に取り組んでおります。 5月 24 日、25 日の2日間、狂犬病予防注射を福島県動物愛護セン ター相双支所の協力を得て、各地区集会所など、町内 22 会場で実施 しました。 6月9日、南相馬市真野川河川敷を会場として福島県水防訓練が開催され、本町からも消防団本団及び各分団の代表合わせて 22 名が 参加し、水防実施工法の訓練に臨みました。
次に産業振興課です。 4月1日、町内での犯罪抑止及び児童・生徒の登下校時における交 通事故防止のため、広野町警戒パトロール隊出動式を実施いたしました。子供たちや高齢者の安心・安全を確保し、地域住民により身近 なパトロールを実施するため、町が任命した町民の隊員による町内 全域のパトロール業務を午前7時から午前8時、午後3時から午後8時の時間帯で実施しています。 5月 22 日、広野小学校6年生全員参加により、ふる里広野町の自然を愛し、育てるために協力して社会に奉仕することを目的とした 「広野町緑の少年団」の結団式を行いました。団員全員に、帽子とス カーフ、緑のハンドブックを配布し、団員代表の児童から入団宣言が なされました。今年度の活動としては、広野駅東側にある沼津の杜公 園での「河津桜植樹」や「ふくしま植樹祭」などへの活動に参加していきます。 5月 23 日、「広野町魅力発信シンボルマーク」のお披露目式を行 いました。この取組は、職員の創意工夫による提案を奨励し、事務改 善の推進と町民サービスの向上を図ることを目的とした「広野町職 員提案制度」の取組の成果として完成したもので、町の魅力資源であ る自然・歴史及び文化を広くPRし、観光交流の促進、情報発信・魅力創出に取り組んで行きます。 本年度における町内の水稲作付面積については、主食用米が 115 ヘクタール、備蓄米が 31 ヘクタール、飼料用米が 37 ヘクタール、合 計約 183 へクタールになると見込んでおり、今後、作付された水田の現地確認により集計作業を行っていきます。
次に建設課です。町道北釜・大谷地原線道路改良舗装工事につきましては、令和5年 度において約 139m区間が完了し、本年度において5月 30 日に工事 請負契約を締結し約 160m区間を施工いたします。現在工事着手の準備を進め、併せて工事施工中における通行止めの交通規制について 双葉警察署との協議を進めています。施工箇所が埋蔵文化財の包蔵地であることから発掘調査も並行して実施します。 6月2日、浅見川、折木川、北迫川流域全体の良好な河川環境の保全と再生を積極的に推進するとともに、河川愛護意識の醸成を図ることを目的に、広野町クリーンアップ作戦を実施しました。当日は、約 600 名の町民、各種団体、企業の方々が参加し、町内の河川美化活 動に務めました。
次に学校教育課です。 4月8日、広野小学校・広野中学校において入学式が行われ、小学校 15 名の児童、中学校 40 名の生徒が新一年生として入学しました。 小学校の全児童数は 141 名、中学校の全生徒数は 125 名となってお ります。 同日、JFAアカデミー福島の入校式がJヴィレッジにおいて行われ、第 19 期生となる男子 18 名が入校しました。 同じく、福島県立ふたば未来学園中学校、高等学校の入学式が行わ れ、中学校 60 名、高等学校 160 名の生徒が新一年生として入学しました。中学校の全生徒数は 179 名、高等学校の全生徒数は 450 名と なっております。 5月2日、小・中学校において、地震及び津波を想定した「避難訓 練」を実施しました。避難時の移動経路・移動時間等を確認しながら、 児童生徒の保護者への引き渡しについて訓練を行いました。 5月 18 日、広野小学校の運動会が開催されました。児童たちは、「運動会 誰にも負けず 勝ちぬこう」をスローガンに、練習の成果をしっかり出し切り、最後まで頑張りました。ご家族の皆様共々、思い出に残る大変貴重な一日を過ごすことができました。
次に生涯学習課です。 5月7日、広野小学校において「ひろの元気教室」の開校式を行い ました。小学4年生から6年生までの児童 15 名が、放課後の空き教 室などを活用して、社会性や自主性、創造性を育むことを目的に、来 年2月まで、文化・芸術・スポーツ・学習等の様々な体験活動を行います。 5月 21 日から、町内在住・在勤の方を対象に令和6年度の公民館校として「毎日の体操教室」を開講いたしました。この事業の他に令和6年度は「英語教室」をはじめ「絵手紙教室」や「整理収納講座」 のほか「健康講座」や「救急救命講座」を予定しており、生涯学習の推進を図りながら、参加者同士で交流を深めるなど、地域コミュニティの場としての役割も担っており、令和7年2月まで実施します。 5月 26 日、町内外から約 65 名の参加により、五社山登山を実施 しました。令和5年度に引き続き五社山登山口からの登山道を登りました。ゲストに「広野夢大使」である宮城大学教授の小沢 晴司 様と、 俳優・タレントのなすび様をお迎えし、参加者一同、五社山山頂からの眺望を満喫しました。また、山頂では広野産みかんジュースの試飲とゲストからのご講話をいただき、初夏の清々しい1日を共有しま した。 6月4日、公民館において、市町村対抗福島県大会広野町実行委員会を開催し、軟式野球、ソフトボール、駅伝競走の各大会にかかる事業計画、予算の承認、監督及びコーチの選任を行いました。実行委員会終了後、各大会出場に向けて年間を通して練習に取り組む広野町代表選手の結団式を執り行いました。
さて、本定例会にご提案申し上げる案件は、
- 条例案件 2件
- 補正予算案件 3件
- その他案件 9件
合計14件であります。慎重なるご審議を賜りますようお願い申し上げ、本議会招集のご 挨拶と経過報告といたします。
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