ひろの童謡まつり 第15回入賞作品
- 平成20年10月19日開催
- 応募総数:295編
- 最優秀賞
- 「めひかりキラリ」 作詩・作曲 星 知央(福島県福島市)
- 優秀賞
- 「おとうさん」 作詩・作曲 鳴澤 純佳(茨城県守谷市)
- 佳作
- 「ほら見てごらん」 作詩 香月 シズヨ(長野県長和町)作曲 香月 修(東京都港区)
- 「おひるねこねこ」 作詩 高橋 友夫(東京都北区)作曲 山口 栄(東京都西東京市)
- 「夕立」 作詩 三平 麻里衣(東京都町田市)作曲 三平 典子(東京都町田市)
最優秀賞
「めひかりキラリ」 作詩・作曲 星 知央(福島県福島市)
キラキラキラリ おめめがキラリ
大きなおめめの めひかりが
ゆらゆらゆらり おさんぽしてた
前から サンマが やってきた
今日も すてきな おめめだね
水晶みたいな おめめだね
いやいや スリムなサンマくん
とがったお鼻が かっこいい
すらすらすらり 水切るように
サンマは およいでいきました
キラキラキラリ おめめがキラリ
まんまるおめめの めひかりが
ゆらゆらゆらり おさんぽしてた
横から ヒラメが やってきた
大きなおめめが おかしいね
体に似合わず ぶかっこう
めひかり なんにも言えなくて
なみだがぽろりと ながれます
ふわふわふわり 波うつように
ヒラメは およいでいきました
キラキラキラリ おめめがキラリ
大きなおめめの めひかりが
泣きべそかいて 泳いでいたら
アンコウおじさん やってきた
どうして そんなに 泣いてるの
かわいいおめめが まっかっか
どうして ぼくのおめめだけ
みんなとくらべて 大きいの
ぴかぴかぴかり あたま光らせ
アンコウおじさん 言いました
むかしむかし 海の底で
まいにち まいにち 願ってた
おひさまが見たい おひさまが見たい
いっしょうけんめい 見上げてた
そしたら 大きなキラキラの
すてきなおめめに なりました
くらくて深い 海のなかで
きみのひとみは かがやいてる
めひかり とても うれしくなって
にこにこ およいでいきました
優秀賞
「おとうさん」 作詩・作曲 鳴澤 純佳(茨城県守谷市)
おとうさん パパ おっきな手 かた車
笑った顔が大好き
いっしょに歌うの大好き
おとうさんのにおい
でっかいお空のにおい
おとうさん パパ 「ぎゅっ」と手をつながれた
おこられたって大好き
いっしょにお風呂も大好き
パパのせなか
でっかいやさしいせなか
佳作
「ほら見てごらん」 作詩 香月 シズヨ(長野県長和町)作曲 香月 修(東京都港区)
ほら 見てごらん朝の森
鹿の父さん角立てて
あたりをじっと見つめてる
ぼうやのお顔をなめながら
やさしいおめめのお母さん
ほら 見てごらん午後の森
鹿の兄弟鬼ごっこ
げんきにはねてる子供たち
兄さんなんかに負けないぞ
おっとあぶないころぶなよ
ほら 見てごらん夜の森
鹿の親子はねんねんこ
空にはまんまるお月さま
木の葉を照らして夜は更ける
みんなでよりそい夢のなか
「おひるねこねこ」 作詩 高橋 友夫(東京都北区)作曲 山口 栄(東京都西東京市)
まえあし くるん
うしろあし くるん
せなかも くるん
で おひるねこねこ
くるくるくるん
の まんなかに
まあるい ゆめを
だっこして
まえあし ころん
うしろあし ころん
しっぽも ころん
て ねがえりこねこ
ころころころん
て ころがって
たのしい ゆめと
あそびましょ
まえあし ぐいん
うしろあし ぐいん
せなかも ぐいん
て ばんざいこねこ
ぐいぐいぐいん
て のびをして
ゆめと いっしょに
おおきくなあれ
「夕立」 作詩 三平 麻里衣(東京都町田市)作曲 三平 典子(東京都町田市)
突然に 夕立がきて
せみたちの 声が鳴きやんだ
激しい雨と 走る稲妻に
おじけづく
わたしの涙も
一緒に流してみうよう
たたきつける雨音が
さみしい心を 消していく
思いきり 泣いたあとは
夕立のあとの空をみよう
きっと晴れて 笑顔になれる
信じよう
あかね色の空が
わたしをやさしくつつむ
両手ひろげ 風をうけて
明日へと 歩きだす
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