まちの話題（令和2年6月）

東京大学と医薬品開発に関わる連携・協力に関する協定締結

6月25日（木曜日）、東京大学アイソトープ総合センターにおいて、国立大学法人東京大学と広野町との医薬品開発に関わる連携・協力に関する協定を締結しました。同協定により、同大学は当町に拠点を置き、放射線を使ってがんや新型コロナウイルスなどの感染症の治療薬開発に向けた研究に取り組みます。同センターは放射線のうちアルファ線を出す核種を活用し、医薬品の開発に必要な基礎研究を独自に進めており、環境が整い次第、町内での研究に着手する予定です。

NPO法人ハッピーロードネットが「手づくり郷土（ふるさと）賞」を受賞

6月23日（火曜日）、NPO法人ハッピーロードネットが国土交通省の令和元年度「手づくり郷土（ふるさと）賞」を受賞しました。同法人は、地元の高校生に地域を愛する心を持ってほしいとの思いから、生徒の企画による6号国道沿いの桜の植樹や清掃などの活動が評価され、受賞に繋がりました。佐藤克英東北地方整備局長から西本由美子理事長と朝田英洋事務局長に認定証とプレートを手渡しました。

住民説明会を実施

6月14日（日曜日）、20日（土曜日）、広野町公民館で住民説明会を実施しました。今回の説明会は3密を避けるため、方部別に開催しました。各課の課長が令和2年度の主要施策及び重点事業について説明し、町民からは、児童の通学路の安全の確保に関する要望、広野駅東側、西側の工事などに関する質問などがあり、担当課長が詳細について説明しました。

東日本国際大学の留学生を支援

6月10日（水曜日）、町と株式会社広野町振興公社は、新型コロナウイルスの影響で生活に困っている外国人留学生を支援するため東日本国際大学に町産バナナ120本、保存米800食、飲料水360本、マスク500枚を寄贈しました。同大には計176人の留学生がおり、アルバイトを続けながら勉学に励んでいますが、営業自粛などで働く機会が減ったことから、物資の寄贈や同公社が同大の留学生をアルバイトとして受け入れることに繋がりました。

行政区長会議を開催

6月8日（月曜日）、広野町公民館で行政区長会議を開催しました。会議では令和2年度の町の重点事業説明が行われたほか、昨年10月に開催された行政区長会議での質問・要望への対応について説明をしました。また、区長から集会所の維持管理、道路の維持管理、行政区の管理運営などについての質問や要望があり、これに対して遠藤町長や担当課長がそれぞれ回答しました。

福島県相双農林事務所へほ場整備事業に関する要望書を提出

6月8日（月曜日）、町内7工区で実施されている県営広野地区ほ場整備事業において、亀ヶ崎工区推進委員会からの補完工事などに対する要望書提出を踏まえ、他の6工区推進委員会からの要望、意見も集約し、町において諸課題に対する要望として取りまとめ、遠藤町長と推進委員会の代表者は、大波恒昭福島県相双農林事務所長へ要望書を提出しました。

飲料自動販売機に「ひろぼー」がデザイン

6月5日（金曜日）、飲料自動販売機に町のイメージキャラクター「ひろぼー」がデザインされました。地域に心を引き寄せるためのきっかけとして町の観光拠点の二ツ沼総合公園と総合グラウンド脇の2カ所に設置されました。

AIスマートシティプロジェクトの推進に関する協定を締結

6月3日（水曜日）、広野町役場において、広野町と東大の学内ベンチャー企業「Arithmer（アリスマー）」、大和田測量設計はAIスマートシティプロジェクトの推進に関する協定を締結しました。この協定は、人工知能（AI）を活用した防災モデル事業として、最新式ドローンで撮影した地形データをもとにAI技術を活用し洪水や津波発生時の精密な被害予測をシミュレーションなどを行うほか、災害発生時に罹災証明を迅速に発行し早期の復旧につなげる仕組みの構築を目指すものです。広野町で防災モデルを確立し、全国や海外の自治体に広めていきます。

外国語指導助手（ALT）が着任挨拶のため来庁

6月1日（月曜日）、外国語指導助手（ALT）のアンドリュー・スティアートさんが挨拶のため来庁しました。当町は、魅力ある教育実現に向けて、国際社会に対応できる人材を育成するため、こども園、小学校低・中学年においても英語教育を実施しており、アンドリューさんは、こども園、小学校、中学校での英語教育補助のほか、広野町公民館において、英会話教室を行います。