平成30年12月12日 町政経過報告

ページ番号1002032  更新日 2022年2月10日

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平成30年第4回広野町定例会 町政経過報告(抜粋)

総務課

9月15日、雨が降る中、JR広野駅および周辺にて、広野駅環境美化推進協議会をはじめ、広野町婦人会、地元企業、JR東日本、町職員など多数の方の参加をいただき、駅構内や駅前広場の清掃・除草作業を実施しました。
9月6日に発生した北海道胆振東部地震に係る支援業務のため、福島県チームの一員として北海道厚真町へ9月29日から10月3日までの5日間職員1名を派遣いたしました。東日本大震災および原子力災害直後から北海道経済産業局より災害復興現地対策職員として32名の職員の皆様にご尽力いただいた経緯があることから派遣したものです。あわせて広野町災害見舞金の支給に関する規定を制定し、北海道庁に20万円の見舞金をお届けいたしました。
10月11日告示、28日投票の日程で、福島県知事選挙が執行されました。選挙管理委員会では今回の選挙から震災前と同じように指定する投票所以外は投票ができないようにいたしましたが、広報・啓発を徹底したことから有権者の混乱はありませんでした。投票率は53.41パーセントとなりました。
11月12日、東京都北区長を訪問し職員の派遣に対してのお礼を申し述べました。
11月20日、寛仁親王妃信子殿下が福島県復興状況ご視察のため、ふたば未来学園高等学校をご訪問され、副議長およびふたば未来学園高等学校校長と共にお迎えいたしました。

復興企画課

9月16日、二ツ沼総合公園において、若い世代が集い、楽しめるイベントとして、第4回目の広野スタイル事業を実施いたしました。フリースタイルモトクロスショーやスラックライン、子ども向け電動バイクの試乗、物販などを行い、子どもから大人まで約5千人のご来場をいただきました。
9月19日、二ツ沼総合公園のフラワーパークで広野町振興公社が取り組む国産バナナ栽培の定植式が広野町議会議長、技術指導を行う千葉県の農業法人GPファーム半田社長ご臨席のもと執り行われました。
9月27日、東日本国際大学において広野町、いわき市、楢葉町、東日本国際大学、いわき明星大、いわき短期大学、福島高専、いわき商工会議所の8機関が「福島浜通り復興創生キャンパスコンソーシアム」の構築と包括的な典型に関する協定式が執り行われました。産学官が連携しそれぞれが得意分野を活かし、復興と地方創生に取り組んでまいります。
9月29日、浪江町地域スポーツセンターにおいて「ふたばワールド2018inなみえ」が開催されました。全国に分散している双葉地方住民の交流の機会を創出し、復興に向けた意識の高揚を図るもので、約1万5千人のご来場をいただきました。
10月5日、兵庫県たつの市山本実市長と「童謡の里づくりのまち」交流協定を締結いたしました。童謡誕生100年という節目の年を迎え、連携を深め、童謡の普及と世代を超えて歌い継がれることを目指し、取り組んでまいります。
10月10日、兵庫県たつの市議会の議長、副議長が来庁され、広野町議会議長、副議長ご臨席のもと復興拠点である駅東、Jヴィレッジを視察され、交流を深めました。
10月11日から14日までの4日間、5回目となる国際フォーラムを開催し、延べ1500人の方にご来場いただきました。今回の国際フォーラムは、復興する過程で獲得した知識や経験知から成る復興知をどのように発信していくかと言う点に重点を置き、映画、音楽、小説、演劇、アニメなどの効果的な表現手段について焦点を合わせて議論しました。柳美里さん、ガイナ社長、福島ビエンナーレの渡邊教授など県内在住で県内から発信している著名な方をお招きし、ここ広野町からの発信継続の重要性について改めて認識し、次世代が幸せを感じられる新しいまちづくりに邁進するというメッセージを発信いたしました。
10月11日には、渡辺復興大臣が来訪され、医療費一部負担金などの免除措置、高速道路の無料措置の継続、医療、介護・福祉体制の充実、見守りカメラの支援継続、東町地区産業団地への企業誘致、企業立地補助金などや復興庁後継組織の対応について要望いたしました。
10月12日、広野駅東側産業団地において、復興のシンボルとなるビジネスホテル「ハタゴイン福島広野」の開業レセプションが吉野正芳衆議院議員はじめ、多くのご来賓の方々のご臨席のもと執り行われました。
10月13日、第24回広野童謡まつりを開催し、延べ900人の方にご来場いただきました。今を生きる子どもたちの健やかな成長と未来を託す子どもたちへの豊かな情操や創造性を育てていくまちとして、「童謡のまち」宣言をいたしました。
10月14日、Jヴィレッジをスタート地点とした「夢をつなごう!!復興リレー2018」が広野町、楢葉町、いわき市で開催されました。かけっこ教室、スポーツ少年団、駅伝チームの総勢28名が広野町区間6.5キロメートルのトーチリレーに参加し、2020東京五輪・パラリンピックの聖火リレールートを浜通り地方へ誘致する機運を高めました。
10月20日、21日の2日間、中央体育館において今年で3回目となる公設商業施設「ひろのテラス」の大即売会を実施いたしました。大即売会ではプレミアム付き商品券が使えることから多くの町民の方にご来場いただきました。
11月2日、渡辺復興大臣、磯﨑原子力災害現地対策本部長に対し、広野町、田村市、南相馬市、川内村と4市町村合同で「医療費の一部負担金等の免除に対する財政支援の継続について」など5項目について要望活動を実施いたしました。
11月7日、福島県議会県民連合議員による要望聴取会が実施され、瓜生信一郎会長に対し、議会議長との連名により「医療、介護・福祉体制の充実」他10項目について要望いたしました。

健康福祉課

9月27日、役場会議室において認知症サポーター養成講座を開催いたしました。当日は、町職員、社会福祉協議会職員、民生児童委員および町内企業在勤者32名を対象に、認知症とはどういうものか、認知症への対応などについて説明を行い、認知症に対する理解を深めました。
10月6日、第16回ひろの健康ウオークを実施いたしました。福島県立医科大学県民健康管理センター岡崎可奈子先生をお招きし、効果的なウオーキング方法の講習会を行い、その後コース毎にスタートいたしました。参加者約70名は、県道広野小高線などから秋の景色を眺め、思い思いにウオーキングを楽しみました。
10月30日、隔年ごとに開催しております「広野町戦没者追悼式」を挙行し、ご遺族ならびにご来賓参列の下、戦没者のご冥福と恒久平和をお誓いいたしました。
11月3日、ひろの秋祭りの一環として、広野町中央体育館において、健康まつりを開催いたしました。福島県医師会による健康相談や広野町食生活改善推進協議会による塩分控えめの味噌汁の試食などによる健康づくりの啓発と、放射線相談会においての放射線に関する資料や測定機器の展示を行い、正しい知識の普及に努めました。
また、「笑いと健康」をテーマとした講演会、落語会を開催し、福島県立医科大学医学部主任教授大平哲也先生、柳亭こみち師匠の講演、落語を聴き、参加者約80名で、笑うことは健康に良いことを学びました。

こども家庭課

保育所や幼稚園に通っていない未就学児を対象とした「げんキッズ」を9月、10月、11月に各2回開催し、延べ34名の親子の参加がありました。また、助産師さんによるミニ講座「トツキトウカ事業」の第3回目を11月6日に開催いたしました。
10月6日、保育所においては、ご来賓、保護者の皆様にも競技に参加いただき、現在の保育所では最後となる運動会を開催いたしました。同月24日には、ふたば未来学園高等学校の生徒のご協力により、春に植えたサツマイモの収穫を行いました。
9月21日、児童館においては、老人クラブとの交流事業としてお月見会を開催し、月見団子作りに挑戦いたしました。
認定こども園の整備につきましては、現在、本体の屋根・外壁工事が終了し、内装工事を行っており、外構工事にも着手いたしました。
なお、11月末現在の保育所、児童館の在籍数および今年度の出生者数は、保育所23名、児童館75名、出生者数18名となっております。

環境防災課

9月21日から9月30日までの「秋の全国交通安全運動」期間中、役場前国道6号交差点や駅前交差点において、双葉警察署および富岡地区交通安全協会広野分会のご協力をいただきながら、朝の通勤・通学時間帯に交通立哨を実施いたしました。運動初日の21日と28日には役場職員も横断幕、手持ち看板などを持ち立哨を行いました。
9月30日、雨天により中央体育館において、吉野正芳復興大臣を始め、多くの来賓のご臨席をいただき、広野町消防団、婦人消防隊、東京電力広野火力発電所自衛消防隊、総勢55名参加のもと、秋季検閲式を行いました。団員などの品位および技能の錬磨に努めるため、通常点検および機械器具点検、小隊訓練を行いました。
9月30日午後6時12分、台風24号による暴風警報(陸上)が福島地方気象台より発表されたことに伴い警戒態勢をとりました。被害を未然に防ぐため、午後8時50分に自主避難者に対する避難所を公民館に開設いたしました。避難所には2世帯3名の方が自主避難されました。翌日、午前5時35分に気象警報が解除されたことに伴い、午前7時に公民館の避難所を閉鎖いたしました。この台風による人的被害および住宅などへの被害はありませんでした。
10月20日午前9時から広野町消防団ならびに婦人消防隊、富岡消防署、双葉警察署、社会福祉協議会の参加のもと、震災後5回目となる広野町津波避難訓練を実施いたしました。訓練には、駅東側地区および折木高萩地区にお住まいの方、広野みらいオフィス、ホテルハタゴイン福島広野に勤務している方など60名に加え、消防団など関係者77名、総勢137名が参加し、一時避難場所までの経路や、避難に要する時間の確認、消防団の警戒位置の検証、婦人消防隊による炊き出し訓練を行うなど、有意義な訓練となりました。
11月11日午前9時30分から消防水利の少ない山林での火災を想定し、二本椚地内のため池を給水地点、小滝平地区の山林を火災現場とし、消防団員44名、消防車両13台、富岡消防署楢葉分署職員3名の参加のもと、つなぎ放水訓練を実施いたしました。火災の多発期を迎え、本番さながらに取り組み、技術の向上を図ることができました。

産業振興課

営農再開6年となりました平成30年産米の収穫量につきましては、平年並みの収穫量となりましたが、夏場の猛暑による高温の影響により未熟米が多く、等級別でも二等米の比率が高くなりました。全量全袋検査結果については、すべて測定下限値未満となり、安心安全が確保されました。
11月1日、広野町役場前において、ふるさと応援寄付金の納税者に対する返礼品として、特別栽培米(コシヒカリ)の第一便出発式を執り行いました。これまでに、全国45都道府県から1600件以上の申し込みを受け付けており、来年2月まで、納税者の皆様に向けて広野産の特別栽培米を発送いたします。
11月3日、ひろの秋祭りの一環として、農業団体、商業団体などのご協力により収穫祭を開催し、地元野菜の無料配布など、訪れた約500人の皆様にお楽しみいただきました。
11月17日、広野町公民館において、広野地区ほ場整備事業の総会が開催され、県相双農林事務所から、これまでの進捗状況ならびに今後の工事工程について説明がなされるとともに、換地原案の議案について、関係地権者のご理解のもと承認されました。
11月17日、18日の2日間、三郷市産業フェスタに参加し、広野産米のつきたて餅を約1200人の三郷市民の皆様に配布し、これまでの支援に対する感謝・御礼と広野産米、野菜、加工食品などの風評被害の払拭を含めたPR活動を行いました。
12月5日、広野幼稚園の園児による「みかん狩り」を開催し、集まった報道機関を通して、冬も温暖な本町の気候をアピールいたしました。一般町民を対象とした「みかん狩り」は、12月7日に開催し、約300人の参加者が、思い思いにみかん狩りを楽しみました。
12月11日、平成30年産米の美味しさと安全性をPRするため、本町と防災協定を結んでいる自治体や職員派遣をいただいている自治体に新米を送付し、広野産米をPRいたしました。

建設課

10月4日、二級河川北迫川に架かる町道築地新町線「広野橋」の渡り初め式を執り行いました。本橋梁は東日本大震災における大津波により甚大な被害を受けた北迫川の堤防をかさ上げするために架け替えを行ったものであり、本橋梁がいつまでも永続するよう祈念し、一家三代の夫婦を招き、秋晴れの天候のもと渡り初めを行いました。町道築地新町線は渡り初め後、砂利道の状態で暫定供用しておりますが、今後片側交互通行しながら舗装工事を進め、今年度内の完成を目指しております。また、今年4月に渡り初めを実施した浅倉橋においては、開通後出水期にあたるため護岸工事を一時休止しておりましたが、渇水期となる11月より工事を再開し、平成30年度の護岸工事完成となります。
防災拠点道の駅につきましては、9月21日に富岡町と「発生土の引き渡しに関する協定」を締結いたしました。この協定は広野町の道の駅敷地から発生する土砂を富岡町に有効かつ合理的に利用してもらうための協定であり、両町が実施する事業において事業費負担を軽減するためのものです。また、本町においては、道の駅敷地内の伐採工事および工事用道路設置工事を発注し、国土交通省磐城国道事務所においては、工事用道路に進入するための仮設右折レーンを国道に設置する工事に着手いたしました。関係機関との連携を密にし、事業推進を図ってまいります。

学校教育課

9月25日、長野県弁護士会の方々を講師に迎え、法教室を開催いたしました。参加した小学6年生ち中学1年生は、模擬裁判形式で行われた授業に真剣に取り組んでおりました。
9月29日、幼稚園の運動会を開催いたしました。本園庭での開催は最後となるため、当日は天候が心配されましたが、ご家族が応援する中、園児たちは元気いっぱいに競技を繰り広げました。
10月1日、広野町幼小中魅力化検討委員会より、広野幼・小・中学校独自の魅力を創出するための提言をいただきました。今後は、町の礎をなす「提言書」を最大限に生かして新たな取り組みを進め、町の教育の魅力化に努めます。
10月14日、国際フォーラムにおいて、広野町中学生海外研修報告会を開催いたしました。生徒たちは、研修での貴重な体験について模造紙を使い表現し、グループごとに発表いたしました。
10月27日、中学校において、広蛍祭が開催されました。本年度は「絆」をテーマとして、生徒たちは学習発表、合唱、全生徒で披露する広中ソーランに真剣に取り組んでおりました。
11月17日、小学校の学習発表会が開催され、参観に来られたご家族の前で、児童たちは、合唱や演劇など、これまで練習してきた成果を発表しておりました。
12月1日、幼稚園の生活発表会を開催いたしました。ご家族の皆様には多数ご来園いただき、園児たちが一生懸命練習いたしました音楽や劇を鑑賞し、楽しい時間を過ごしていただきました。

生涯学習課

9月16日、本宮市のしらさわグリーンパーク野球場において開催された第12回市町村対抗福島県軟式野球大会1回戦で会津美里町と対戦し、2対1で、23日の2回戦は福島市の信夫ヶ丘球場において、新地町に4対2でそれぞれ勝利しました。29日の3回戦は須賀川市の牡丹台野球場において、白河市と対戦いたしましたが、健闘およばず0対4で敗退という結果となりました。
10月13日、相馬市において開催された第5回市町村対抗福島県ソフトボール大会は、只見町と対戦いたしましたが、健闘およばず1対8で敗退という結果となりました。
11月3日、4日の両日、「ひろの秋祭り・文化展」を開催いたしました。子どもたちを始め、各種団体からは多くの作品が出品されました。また、実演コーナーにおいては、来場者が手芸、切り絵、折り紙、アレンジメントフラワーなどを楽しみました。
11月11日は、福島県トレッキングツーリズム推進事業の一環として、100名の参加により、五社山登山を実施いたしました。タレントのなすびさんも一緒に登山をし、山頂では「エベレスト登山と福島復興への思い」のテーマで、エベレスト登山におけるエピソードを語っていただきました。また、サッカー日本代表帯同シェフ監修のカレーライスが振る舞われました。
11月18日、第30回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)は、白河市総合運動公園陸上競技場をスタート、福島県庁をゴールとして開催され、16区間95キロメートルで健脚を競いました。日頃より厳しい練習をしてきた選手の頑張りにより、全員が無事完走し総合成績においては53チーム中、34位、町の部においては29チーム中、15位となりました。
12月2日、第22回広野町生涯学習発表会を中央体育館のおいて開催いたしました。昨年度より1団体多い11団体の皆様が出演し、日頃の稽古の成果を多くの来場者の前で披露いたしました。

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