平成30年6月13日 町政経過報告

ページ番号1002028  更新日 2022年2月10日

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平成30年第2回広野町定例会 町政経過報告(抜粋)

総務課

4月26日、広野町中央体育館会議室において平成30年度行政区長会議を開催し、各担当課長が平成30年度の重点事業などを行政区長に説明し、事前に頂いていた行政区長からの要望・質問事項に回答いたしました。
6月6日、坂井総務副大臣が、町内駅東側整備状況とJヴィレッジの復旧状況の視察のため来町されました。視察に先立ち、復興・創生帰還の職員の人的支援・光ケーブル管理運営に関する支援、テレビ難視対策の支援の継続などについて、ご理解ご支援賜りますようお願い申し上げました。
6月9日、午前10時及び午後2時、10日午後6時から広野町中央体育館会議室において住民説明会を開催いたしました。多くの住民参加の下、各担当課長が平成30年度の重点事業などを説明いたしました。

復興企画課

3月11日、広野町と福島高専が締結した地域連携協定に基づく、事業の一環として、福島高専公開講座「自動で動くロボットをつくろう」を二ツ沼総合公園パークギャラリー内で開催いたしました。広野中学校生徒8名が参加しプログラミングの楽しさを学びました。
3月29日、広野駅周辺の交流活動を活性化することにより、新たな地域コミュニティの創生を図り、広野駅前開発のシンボルとして復興・再生に大いに寄与するものと期待される広野駅東口広場の完成式が議会議員の皆さまご出席のもと執り行いました。
4月13日、福島復興電源として地元の就業の拡大と経済効果が期待される広野IGCCパワー合同会社発電所の起工式が執り行われました。
4月14日、近代化農業ゾーン地権者説明会を開催し、これまでの経緯と震災以前の農地に戻していくことを説明いたしました。個別説明も含め地権者23名のうち22名の方から元の水田地帯に戻すことにご賛同いただきました。今後、産業振興課と連携し平成31年度からの作付けに向け取り組んでいきます。
4月24日、旧三豊跡地に進出したレイス株式会社広野工場の地鎮祭が執り行われました。同社は化粧品製造販売を手掛け地域経済の発展に大きく寄与することが期待され、本年12月工事竣工、来年春の稼働開始を目途に工場建設に着手いたしました。
5月3日には二ツ沼総合公園内においてふれあいフェスタを開催いたしました。ダンスやチアリーダーのパフォーマンス、○×クイズ大会、各出店者による飲食物・雑貨等の販売を行い、家族連れを含め多くの方にご来場いただき連休にふさわしいイベントとして楽しんでいただきました。
5月8日、広野町と広野町商工会は、広野駅東側開発整備事業(第一期)内に広野町商工会が新たしく商工会館を建設し、連携・協力していくことを目的として基本協定を締結いたしました。
5月22日、双葉地方の復興の中核拠点であるJヴィレッジへの交通アクセスを強化する常磐線(仮称)Jヴィレッジ駅の起工式・安全祈願祭が執り行われました。これにより、首都圏からの誘致拡大が図られ、広野町の交流人口拡大や双葉地方の復興に大きく寄与するものと期待されます。
5月29日、双葉地方町村会と双葉地方町村議長会が合同で、復興に向けた施策への財源の確保や復興推進体制の継続等について、国へ要望いたしました。
6月1日、広野駅東側開発区域において工事が進められているホテル「ハタゴイン福島広野」のコンベンションホールが先行オープンいたしました。地上7階建て客室222室の同ホテルは本年10月完成を目標としております。

健康福祉課

町民の皆さんが、健康で安心して暮らせるよう医療環境の充実向上を図ることを目的とした医療環境向上推進事業につきましては、昨年6月から事業を実施し、土曜・日曜・祝日等の休診日、延べ94日間において当番制による診療体制を整えることが出来ました。また、救急患者の受け入れは、29年度末で、診療時間内40名・診療時間外344名・深夜時間43名、延べ427名の受け入れとなっており、今年度も継続して事業を実施いたします。
3月5日、放射線に関する有職者で組織する第5回の広野町放射線健康対策委員会を開催し、外部被ばく・内部被ばく、食品等のモニタリングデータをもとに、放射線防護対策についての分析・評価と、30年度の取り組みに対する指導・助言をいただきました。
国民健康保険制度の財政運営が本年4月から福島県に移行しておりますが、制度改正の周知を図るとともに、3月下旬、統一様式の被保険者証を被保険者に対して発送いたしました。
本年3月、老人保健法に基づき、「広野町高齢者福祉計画」を、介護保険法に基づき、「第7期介護保険事業計画」を策定いたしました。この計画に基づき、高齢者を対象とした生きがい事業、健康づくり事業や、介護保険サービス給付、認知症対策事業を実施いたします。
また、障害者総合支援法に基づき、「第5期障がい福祉計画」を策定いたしました。この計画に基づき、障がい者福祉サービス給付や車両移動支援事業等の地域生活支援事業を実施いたします。
4月17日、健康増進法に基づき、住民の健康増進の推進、いきいきと暮らせるまちづくりを目指す「広野町健康づくり計画」を策定するため、19名の委員を委嘱し、広野町健康づくり策定委員会を開催いたしました。
6月2日から高齢者福祉サービスの充実を図ることを目的に、デイサービスセンター広桜荘において、土曜日の事業を開始いたしました。

こども家庭課

保育所や幼稚園に通っていない未就学児を対象とした「げんキッズ」を4月、5月に各2回開催し、延べ31名の親子に参加をしていただきました。5月12日、19日には乳幼児健診を実施し、富岡・浪江両町から避難している乳幼児も含め、25名の参加がありました。また、今年度からの新規事業であります初めての妊娠・出産・子育ての不安などを解消する助産師さんによるミニ講座「トツキトウカ事業」の第1回目を5月12日に開催し、4名の妊婦と配偶者1名の参加があり、参加者からは、「1人で悩んでいたこともあったが相談ができ、不安解消になった。」と感想をいただきました。
4月4日には保育所及び児童館の入所・入館式を行い、保育所に14名、児童館に78名の子どもたちを迎えました。子どもたちが安心・安全に過ごせるよう環境の整備に努めております。
認定こども園の整備につきましては、去る3月20日に認定こども園建設工事に係る安全祈願祭及び起工式を実施し、現在、基礎工事を行っています。建設工事に伴い保健センター、保育所、児童館を利用される方にはご不便をお掛けすることとなることから、4月7日には工事に係る住民説明会を公民館で開催し、ご協力をお願いいたしました。

環境防災課

4月6日から4月15日までの「春の全国交通安全運動」期間中、役場前国道6号交差点及び駅前交差点において、双葉警察署及び富岡地区交通安全協会広野分会のご協力をいただきながら、朝の通勤通学時間帯に交通事故及び挨拶運動を実施いたしました。
4月9日、高齢者が当事者となる交通事故の減少を図ることを目的とし、自主的に運転免許証を返納した75歳以上の高齢者に対し、タクシー利用券を助成する広野町高齢者運転免許証自主返納者支援事業を実施するため、広野タクシー有限会社と協定を締結いたしました。
6月1日には交付決定第1号者に対しまして、役場庁舎内においてタクシー利用券及び高齢者運転免許証自主返納者証明書を交付いたしました。
広野町安心・安全ネットワーク会議は、4月10日、役場前国道6号交差点及び日の出橋交差点において、5月24日には役場前国道6号交差点及び桜田交差点において交通事故防止のための交通立哨を実施し、安全運転を呼びかけました。
4月27日には、双葉警察署管内における交通死亡事故ゼロ1年が4月13日に達成したことに伴い、これまでの交通事故防止活動に対する感謝状を双葉警察署長より受領いたしました。
4月22日、4年に1度、都内の消防団並びに婦人消防隊が一同に会する福島県消防協会双葉支部春季連合検閲式が震災後初めて富岡町夜の森地区に場所を戻して開催されました。各町村の団員、隊員515名が参加する中で、広野町消防団、婦人消防来総勢61名は、双葉地方町村会副会長の閲団後、桜並木の通りを富岡町民総合運動場まで分列行進し式典に臨みました。

産業振興課

本年度の水稲作付面積については、約163ヘクタールになると見込んでおり、今後、作付された水田の現地確認を行い、集計作業を行っていきます。
5月24日、昨年に引き続き、原子力被災12市町村農業者支援事業説明会を開催し、支援内容の説明と農業者支援事業申請希望者との個別相談を行い、事業希望者が円滑に申請できるよう取り組みました。
6月8日、復興用苗木「ヤマボウシ」を、緑の少年団員30名とともに広野小学校の庭に植樹いたしました。この苗木は5月12日に東京で開催された「第28回みどりの感謝祭式典」において、東日本大震災からの復興を祈念して、広野町緑の少年団に贈呈されたものです。
6月10日、第69回全国植樹祭が天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、南相馬市原町区で開催されました。東日本大震災の被災地で初めて開催されたもので、本町からも、緑の少年団員や招待者など、24名が参加し、他の参加者と共に、緑豊かなふるさとの再生や、復興に向けて力強く歩み続ける福島の姿を広く国内外に発信いたしました。

建設課

4月18日、町道中央台・山ノ神線開通式及び浅倉橋の渡り初めを実施いたしました。本路線は昭和から平成の30年の長きに渡り時を刻み、ようやく全線開通を果たし、町内の新たな幹線道路ネットワークが形成され、生活の利便性が高まるとともに、産業の振興、地域コミュニティの再生、ふるさと復興に大きく寄与するものであります。また浅倉橋の渡り初め式においては、1家3代の夫婦に渡り初めを引き受けていただき、本橋梁が3台夫婦同様、永続するよう厳かに神事を執り行いました。
防災拠点・道の駅造成事業につきましては、計画区域内の事業用地取得に向け用地交渉を進めております。現在、9割を超える契約済または契約見込みであり、関係地権者全員の同意を得るべく善処してまいります。この道の駅につきましては、基本構想を軸に様々な視点から意見を聴取し、計画を具体化させるため、平成27年11月より官民一体となった整備検討委員会を開催し、計5回の議論を重ね平成29年3月に整備検討報告書として町に答申されました。その後庁内において、整備の規模、経済性、有効性、実現性等様々な観点から協議し、見直しを行い、当初案の敷地を縮小し、整備を進めていくこととしました。土取につきましては、現在富岡町と盛土材としての利用について協議を進め、合意しているところであり、今後お互いの負担区分の調整をし、今年度内から土砂の搬出をする予定となっております。これに併せ国道6号からの土砂運搬路の出入り口を国土交通省磐城国道事務所が準備を進めており、工事着手の調整をしているところであります。今後も関係機関との連携を図りながら整備を進めて行きます。
6月3日、昨年に引き続き、河川と海岸の愛護月間に先立ち、町民の皆さまと河川愛護団体等のご協力をいただいて、浅見川、折木川、北迫川流域全体の良好な河川環境の保全と再生を積極的に推進するとともに、河川愛護意識の醸成を図ることを目的に、広野町クリーンアップ作戦を実施いたしました。青空のもと、大勢の参加者により、ふるさとひろのの河川清掃作業をしていただいたことに厚く御礼を申し上げます。今後もふるさとひろのの河川環境の保全、きれいな町づくりに努めます。

学校教育課

4月5日、JFAアカデミー福島13期生男子16名、女子6名の入学式が静岡県御殿場市において開催され、当町から副町長、教育長が出席いたしました。
4月6日、広野小学校・広野中学校において入学式が行われ、小学校18名の児童、中学校16名の生徒が新1年生として入学いたしました。小学校の全児童は153名、中学校の全生徒は68名となっております。
4月9日、広野幼稚園において、入園式が行われ、24名の園児が新たに入園し、現在67名が就園しております。
同日、福島県立ふたば未来学園高等学校の4回目の入学式が行われ、148名の新入生が新たな決意のもと、未来に向け挑戦を始めました。
5月2日、幼稚園、小・中学校において、地震及び原子力災害を想定した「幼小中合同避難訓練」を実施いたしました。訓練にあたりましては、児童生徒の保護者への引き渡しについて、「引き渡しカード」を使っての訓練など、保護者を含めての連絡体制を確認いたしました。
5月19日、広野小学校の運動会が開催されました。朝方の雨の影響で1時間遅れての開始となりましたが、児童たちは、「最後まで仲間とともにゴールをめざそう」をスローガンに、練習の成果をしっかり出し切り、最後まで頑張りました。ご家族の皆さま共々、思い出に残る大変貴重な1日を過ごすことができました。

生涯学習課

日本の伝統文化に親しむことを目的に小・中学生を対象とした子ども茶道教室を二ツ沼総合公園清明館において4月28日より開催しております。この子ども茶道教室には小学生を中心に11名の申込みがあり、今後、12月まで毎月1回開催し茶道の基本を学びます。
5月20日からは、町内在住・在勤の方を対象にナイスレディ教室など6つの教室を開講いたしました。各教室には合わせて70名が参加して来年3月まで開催いたします。この事業は生涯学習の推進を図りながら、参加者同士で交流を深めるなど、地域コミュニティの場としての役割もあります。
また、5月27日には町内外から多数の参加により、五社山登山を実施いたしました。特別ゲストとして、「公益財団法人福島県文化振興財団理事長の杉昭重(すぎあきしげ)」様、「サッカー日本代表帯同シェフ・広野夢大使の西芳照(にしよしてる)」様、「岬学園かもめパン工房園長・広野夢大使の岬花江(みさきはなえ)」様をお迎えして、一緒に五社山の新緑を満喫いたしました。

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