平成27年1月1日 年頭のごあいさつ

ページ番号1002057  更新日 2022年2月10日

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新年のごあいさつ(平成27年1月)

謹んで新年のごあいさつを申し上げます。年頭に当たり町民の皆さまには、今年一年のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、平素から町政全般にわたり深いご理解と温かいご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、常磐自動車道の再開通などが進み、JR常磐線は広野駅から竜田駅間で運転を再開し、国道6号は全線が通行可能になるなど、本町を取り巻く交通インフラの整備が進みました。町では災害公営住宅が完成し町営住宅の改修工事も進み、広野駅東側地区には新たな企業が立地するとともに、広野町4大イベントである広野町サマーフェスティバル、ひろの童謡(うた)まつり音楽祭、ひろの秋祭り、広野“ふる里ふれあい”マラソンを始めとして、町内が賑わう行事を数多く開催し、帰町に向け元気と明るさを発信することができました。福島民報社が県下一の消防団に贈る「民報金ばれん」を広野町消防団が受賞したことは、町の歴史に大きな喜びと誇りを刻みました。町の復興のシンボルである広野駅東側開発整備事業においては、第1回の事業予定者が決定し、さらには双葉郡の8町村の将来を担う子どもたちを育成する県立ふたば未来学園高等学校の整備が進められるなど、未来へつながる事業がスタートした一年でありました。
私は、本年を復興・再生の種が芽吹き育つように、“ふる里復興・再生「成長の年」”と位置付け、ふる里・広野での幸せな生活を確かなものとするために、一歩一歩着実に全力で取組を進めていく所存であります。本年においては、第五次町勢振興計画及び第二次広野町国土利用計画の策定を通して、生活再建の支援や住宅整備、広野駅東側開発、新規企業誘致による雇用創出など、新しいまちづくりに向けた施策を進めてまいります。帰町促進に向けて、誰もが安心して暮らせるまちづくりを推し進め、企業、警察、消防、警戒パトロール隊などとの連携強化を図り、子どもたちを安全に育むため「見守りカメラ」を設置するとともに、広野町放射線相談室における取り組みの推進により放射線対策なども確実に実施してまいります。新たな商業施設については、商工会の方々との連携の下で整備を進め、町内への新たなコミュニティゾーンの創生に取り組んでまいります。医療体制については、県ならびにいわき市などとの連携を強化し、さらなる充実に向けてしっかりと取り組んでまいります。新しい農業の構築に向けてほ場整備事業を実施し、農業再生の環境整備に力強く取り組んでまいります。新年度の始まりとなる春に向け、保育所、幼稚園、小学校・中学校に1人でも多くの子どもたちが元気に通うことができるよう、広野町教育ビジョンのプログラムの下に、教育環境整備を推進してまいります。
町制75周年となる本年が、皆さまと共に明るい希望に向けて歩みを進める年となるよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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