吉田さん

吉田健太郎さん

アメリカ留学、就職を経てUターン

広野町で生まれ育った吉田さん。近くの海で覚えたサーフィンの技術をさらに磨き、語学も身に付けたいとのことから、高校卒業後はアメリカに留学しました。帰国後は編入した大学で経済と経営を学び、ホテルチェーンに就職。開業支援などの業務を担当し、勤務地は全国各地に及びました。そして2014年、広野町にUターン。家業である旅館業を引き継ぎ、2016年には旅館近くにホテルをオープン。その立ち上げを中心的に担いました。現在は副社長としてホテルの運営にあたっています。「いつかは戻ってきたいと考えていましたが、震災や、父が体調を崩したことがきっかけになりました。ふるさとの海でまたサーフィンをしたいという気持ちもありましたね」


海が近く、魚がおいしいのが魅力

留学をはじめ、仕事で全国各地を訪れていた吉田さんは、広野町にどのような魅力を感じているのでしょうか。「ゆったりしているところですね。緑豊かで海が近い。魚がうまいし、空気もきれいです。近所の人が気さくに話しかけてくれるのも都心とは違う安心感があります。私は子供が二人いますが、子育てもしやすい環境だと思います」そんな吉田さんの一日は、お子さんをこども園に送っていくことから始まります。お子さんを送り届けた後は、仕事までの時間、海へ出てサーフィン。ホテルのお客さんの希望があれば、案内役を兼ねて一緒に楽しむことも多いそうです。「ここは波がいい、とお客様によく言われます。人も温かみがあって、また来たいと言ってくださる方も多いんです」と吉田さん。海から上がった後は夜までホテルの仕事につきます。休日はご家族で近隣のまちに買い物に出かけたり、広野町内の二つ沼総合公園や、近くの天神岬に遊びに行くこともあるとか。庭で家庭菜園を始めたという奥様を、お子さんたちが手伝うことも増えたそうです。


スポーツやアウトドアが身近な暮らし

一方、車がないと不便なことや、観光で来た人が買い物や食事を楽しめるようなところがまだ少ないという課題も感じているそう。「例えば、Jヴィレッジで合宿をしている人たちが練習の合間においしいものを食べたり、買い物しやすいような場所があれば、町ももっと潤うのではないかと思います。私もお客様におすすめできるスポットが増えるのは嬉しいですしね」吉田さんがUターンし、広野町で暮らし始めて特に感じているのは、スポーツやアウトドアが身近に感じられる生活です。「サーフィンだけでなく、サイクリング、サッカーなど、運動しやすい環境が広野町にはあると思います。ライフスタイルにスポーツが自然に溶け込んでくるような。また、キャンプやバーベキューなど、都心に比べてアウトドアも気軽に楽しめますね。家族を交えて、お客様とバーベキューすることも多いです」


サーフィンを子どもたちにも教えたい

お兄さんの影響でサーフィンを始め、16歳の時から大会に出場しているという吉田さんは、今も各地の大会に出ているそうです。そして、ご自身もサーフィンを続けながら、今後は子どもたちの育成にも力を入れていきたいと話します。「子どもは伸びるんですね。そういう子どもたちの中から、将来、オリンピック選手になるような子が育つといいなと思っているんです」サーフィンに限らず、スポーツに携わる人たちと連携し、ホテルを拠点にできることは少なくないはず、と話す吉田さん。「お客様の中でも、何度かサーフィンをしに来るうちに、移住したいなと言う方もいます。広野町をもっと知ってもらって、魅力に感じてくれる人が増えたらいいですね」間もなく三人のパパになるという吉田さんの視線は、ふるさとの未来へも向けられているようです。


広野町の吉田健太郎さんが、TURNS(web版)に掲載されました。

サーフィン風景

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