事業や地域の発展のために総合的な活動を行う

広野町商工会 金澤咲子さん

広野町商工会 金澤 咲子さん

「広野町商工会は町内の商工業者を会員とし、様々な経営課題に合わせて支援を行っています。例えば国や県のニーズに合わせた補助金を紹介、またその申請を行うにあたってのアドバイス等、事業継続・拡大に向けた相談を受けています。他にもいろいろなイベントを主催して企業と町民の繋がりを大切にしています。」と話す金澤さんに、商工会の活動についてお聞きしました。


思い描く起業のお手伝い

金澤咲子さん(写真1)
広野駅東側にある商工会

広野町商工会は職員4名で運営しています。業種に関わらず、様々な経営課題の悩みに合わせたサポートを主体としています。特に震災時には避難先から帰還後に事業再開をするにあたり、どうしたらいいのかわからない方が大勢いらっしゃったのですが、施設や設備を復旧するため、補助金制度の申請などをお手伝いすることが出来ました。事業継続のきっかけづくりができたんです。
広野町に移住してきた方で事業を始めたいという方には、いろいろな支援策をご紹介できます。思い描く起業のお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談していただければと思います。


事業者の方々とのコミュニケーションが大切

金澤咲子さん(写真2)
広野町商工会

私たちがこのような活動をするうえで、一番大切にしていることは、事業者の方々との繋がり、コミュニケーションです。そういった意味で4人という少数で運営していることが、事務所内での意思疎通、情報の共有がしっかりできて、プラスに働いていると感じます。また雰囲気も明るく、皆様が気兼ねなく足を運んでいただける環境づくりを心掛けていますので、経営のことでお困りごとがありましたらいつでも商工会にお越しいただければと思います。


小さい町ならではの人と人の繋がり

金澤咲子さん(写真3)
広野駅から歩いてすぐの広野町商工会

広野町は東北にもかかわらず、みかんが実る温暖な地域です。広野産のみかんを使ったみかんジャム、みかんジュース、最近ではバナナにも力を入れていて、皮ごと食べられるバナナもあります。また農家さんが育てた地元の美味しいいとれたて野菜を直売所で販売、そういうところも住みやすい町だと思います。
商工会の仕事をしていて感じるのは地域の方々ととても距離が近い、ということ。プレミアム商品券の販売もしているのですが、町民の皆様も購入するために商工会にお見えになる方が多いので、毎年顔を合わせることで知り合いになれる、コミュニケーションがとれる、広野町は小さい町なのですが小さい町だからこその強み、いろんな人との繋がりが広がっていくことが良い所だと実感しています。

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広野町役場 復興企画課内
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