まちの話題（平成31年2月）

広野町自殺対策推進協議会委員委嘱状交付式

2月22日（金曜日）、広野町自殺対策推進協議会委員委嘱状交付式を実施しました。本協議会は、福祉機関、保健機関、教育機関などの関係機関および関係団体の相互の連携を確保し、本町における自殺対策を総合的に推進し、自殺防止を図るため設置されました。今後、本協議会委員の方々が議論し、広野町自殺対策計画が策定され、自殺者ゼロを目指した取り組みが進められていきます。

広野町商工会館の地鎮祭

2月18日（月曜日）、広野駅東側において、広野町商工会館の新築工事の地鎮祭が執り行われました。神事で遠藤町長が挨拶、商工会の黒田政徳会長がくわ入れし、工事の安全を祈りました。地鎮祭には関係者ら約20人が出席しました。新しい商工会館は事務所や相談室、会議室などを備え、平成31年10月の供用開始を予定しています。

経済協力開発機構（OECD）と意見交換

2月14日（木曜日）、経済協力開発機構（OECD)の関係者が広野町役場を訪れ、広野町の復興状況などについて意見交換を行いました。OECDは、先進国間の自由な意見交換・情報交換を通じて、（1）経済成長、（2）貿易自由化、（3）途上国支援に貢献することを目的とした国際機関です。　震災直後の状況や現在取り組んでいる事業、町の今後の展望などについて遠藤町長と意見交換を行いました。

放射線と健康に関する講演会を実施

2月9日（土曜日）、広野町保健センターで第9回放射線と健康に関する講演会を開催しました。講師は福島県立医科大学災害医療総合学習センター副センター長で広野町放射線健康管理アドバイザーの熊谷敦史先生で、これまでの広野町内の放射線量や町民の被ばく量について丁寧な説明がありました。また、放射線が健康にもたらす影響を解説していただくとともに、生活習慣での健康リスクについても説明があり、日ごろの食生活や運動に留意するようお話をいただきました。

第3回野菜づくりの勉強会を開催

2月9日（土曜日）、広野町公民館において、第3回野菜づくりの勉強会を開催しました。福島県相双農林事務所双葉農業普及所の伊東晃一主査を講師に招き、「おいしい野菜のつくり方（春・夏野菜編）」と題して講座を開催しました。町内の認定農家や自家消費野菜を栽培する町民など31人が参加し、野菜の品種ごとに適した土づくりや肥料の与え方、畑の管理方法などを学びました。本講座は、野菜づくりに興味を持っていただくとともに、より良い野菜を生産していいただくことで、多くの人に広野の安心・安全な野菜を知っていただくことを目的に2年前から開催しています。

磯崎仁彦経産副大臣が視察来町

2月8日（金曜日）、磯崎仁彦経産副大臣が広野町を訪れ、東日本大震災と東京電力福島第一原子力事故からの復興の現状を視察しました。磯崎経産副大臣は、未来の架け橋から駅東側の復興状況やふたば未来学園の寄宿舎建設工事などの説明を遠藤町長より受け、その後、二ツ沼総合公園のバナナ栽培も視察し、遠藤町長と中津弘文広野町振興公社社長から栽培方法や収穫量の見通しについて説明を受け、復興に向けた産業振興に期待を寄せました。

災害時における物資供給に関する協定締結

2月6日（水曜日）、広野町は東北技研工業株式会社ニューヤマザキデイリーストア広野みらいオフィスとセブンイレブン福島広野町店と災害時における物資供給に関する協定を締結しました。この協定は、地震・風水害その他の災害が発生した場合、又は発生するおそれがある場合において、被災された住民に対し、食料品、飲料水、日用品、生活必需品を迅速かつ円滑に供給することを目的に締結しました。この度の協定締結により、町内のコンビニエンスストア全店舗及びイオン広野店から災害時において、被災者へ物資を円滑に供給する支援体制が整備されました。

友情ネットプロジェクト巡回指導

2月2日（土曜日）、元全日本バレーボール選手で広野夢大使でもある齋藤信治氏が友情ネットプロジェクト巡回指導のため来町しました。友情ネットプロジェクトは、新日鐵住金株式会社東北支店が発起人となり、福島の将来を担う子どもたちにバレーボールを通じて「仲間を想う気持ち」を育み、友情の輪を広げ、たくさんの思い出を作ってほしいと福島の復興を支える子どもたちを応援するプロジェクトです。今回、第6期校として広野中学校の女子バレーボール部へ巡回指導しました。

佐々木糸さん百歳を祝福

2月1日（金曜日）、佐々木糸さん（大正8年1月25日生まれ）が100歳を迎えられたことを祝い、埼玉県越谷市指定介護老人福祉施設で広野町、広野町社会福祉協議会、広野町老人クラブ連合会、福島県からの賀寿贈呈が行われました。役場職員が代読で、福島県知事の賀寿及び記念品の贈呈、広野町長の賀寿及び特別敬老祝金の目録を贈呈しました。その後、根本衛広野町社会福祉協議会副会長、大和田高男広野町老人クラブ会長が記念品を贈呈し、お祝いの言葉を贈りました。佐々木さんは「遠方よりお越しになられ、このようなお祝いをいただきありがたく思っています。」と祝辞を述べました。