高倉山城跡
平安時代末期頃から「磐城郡」は岩城氏の支配下におかれ、15世紀後半の文明6年(1474)に岩城氏支配下の猪狩筑後守隆清が高倉山に城を築き、この地方を含む磐城郡北部を支配しました。北に相馬氏と接することから、しばしばこの地をめぐって激しい戦いが行われました。
高倉山の城跡は城氏神として勧請した竹駒稲荷が祀られ、折木川に面する南面は断崖絶壁で、西側が深い沢となっています。麓から遊歩道が整備されており、山頂には四方を見渡せる展望台があります。
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