平成28年1月1日 年頭のごあいさつ

ページ番号1002049  更新日 2022年2月10日

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新年のごあいさつ(平成28年1月) ふる里復興・再生「躍動の年」

謹んで新年のごあいさつを申し上げます。年頭に当たり町民の皆さまには、今年1年のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、平素から町政進展につきまして深いご理解と温かいご支援を賜り、心から感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、本町は町制施行75周年を迎え、記念事業として広野町民号、記念式典およびパークゴルフ大会を開催し、町民の皆さまと共に節目の年を祝いました。震災後初めてとなる新春交歓会および生涯学習発表会を開催し、町民の憩いの場である二ツ沼総合公園をグランド・オープンするなど、少しずつ震災前の生活を取り戻しつつあります。国際フォーラム『被災地・広野町から考える』を1週間かけて開催して、国内外へ向けて町の現状と課題を情報発信しました。見守りカメラを設置し、広野町災害廃棄物等仮設減容化処理施設を稼働し、福島県相双地方総合防災訓練を実施し、双葉警察署および双葉地方広域市町村圏組合消防本部など関係機関と連携を図り、町民の皆さまの安心安全の確保に取り組みました。特別栽培米を「ふるさと応援寄附金」の返礼品として採用することや、ほ場整備事業に着手することで、農業復興へ注力しました。また、広野町初の高校であるふたば未来学園高校学校が開校し、震災後初めての広野工業団地への企業進出が決まり、皇太子同妃両殿下が広野町を行啓されるなど、明るい出来事が町の歴史に大きな喜びと誇りを刻みました。
私は、町の復興・再生が弾みをつけて加速化するよう、本年を“ふる里復興・再生「躍動の年」”と位置付け、ふる里・広野での生活再建を確かなものとすべく、各種事業などへの取り組みを進めます。10年後の人口構成を、昼間人口1万人、町民5千人、労働人口5千人を想定し、第五次町勢振興計画および第二次広野町国土利用計画を策定していきます。そして、生活再建支援、住宅整備、広野駅東側開発事業や企業誘致による雇用創出など、新しいまちづくりに向けた施策を進めます。広野町放射線マップを作成し、広野町防災行政無線デジタル化整備工事を進め、ため池放射性物質対策工2か所や広野町防災備蓄倉庫新築工事に着工するなど、誰もが安心して暮らせるまちづくりを推し進めます。春には、広野町公民館の改修が完了し、公設商業施設「ひろのてらす」や広野駅東側に「広野みらいオフィス」ビルなどが完成し、新しい町並みへと変貌しております。3月にNHKのど自慢が開催されるなど、町内がにぎわう行事を数多く開催し、町内外に元気と明るさを発信していきたいと存じます。
本年が、皆さまと共に明るい希望に向けて歩みを進める年となるよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

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