五社山トレッキングコース

五社山トレッキングコース

広野町の市街地から五社山に向かう道は、春には桜、秋には紅葉を愛でながらドライブが楽しめる浅見川の美しい渓谷が続く道で、山だけではなく、その道中も見逃せない観光スポットとなっています。

 

!注意事項

※駐車場のトイレは冬季期間(12月〜5月上旬)は使用できませんのでご注意ください。
※冬季期間は特に積雪がある場合、道が狭く曲がりくねっていますので運転には十分お気をつけください。

五社山の魅力ポイント

五社山頂上の印

五社山頂上の印

 

五社山は阿武限高地の東側に位置し、標高685.2メートル。新地の鹿狼山・富岡の大倉山よりも高く、相馬・双葉地方の東側では一位二位を競う高い山です。
頂上近くには展望台もあり、美しい景観を楽しむ事ができます。
整備されている「五社山ふるさとの森」は極端な高低差はなく、初心者にも比較的歩きやすいトレッキングコースとなっています。


原生の森

原生の森

 

原生の森は、自然の森の姿を一番残している森です。
ナラやブナなどの木が多く伐採されたため、現在は成長の早いもみの木が多く大木となり森を形成してます。
必要以上に手を入れていない森は、大木がその命を終えて、その木にはキノコがはえて、やがて土にかえり、大木が倒れた小さな陽だまりには、また新たな木の芽が育つという、森の摂理そのものを感じる事ができます。


栗の木

栗の木

 

五社山には多くの栗の木があります。この栗は昔、広野の人々の貴重な糧となっていました。
この栗の木は人工的に植えられたものではなく、自然に自生した山の栗で、現在よく売られているような大粒のものではなく、小ぶりな実をつけます。
現在も栗の木は多く見られ、散策していても足元に小さな栗のイガをあちらこちらに見つける事ができます。
五社山の麓の集落である箒平では、秋になると大量の栗を大鍋でゆでる風景が当たり前のように見られました。




トレッキングの注意事項

  1. 適切な装備: トレッキングには適切な装備が必要です。快適なハイキングブーツ、適切な衣類(通気性が良く、防水性があるもの)、帽子、サングラス、日焼け止め、地図やコンパス、必要な食料や水などを持参しましょう。

  2. ルートの事前確認: トレッキングを行く前に、ルートや地形、天候予報などの情報を事前に確認しましょう。インターネット上の情報源を活用し、安全なルートを選びましょう。

  3. 十分な水と食料を携帯: 長時間のトレッキングに備えて、十分な量の水と栄養価の高い食料を携帯しましょう。水分補給を怠らず、飢えや脱水症状を防ぐようにしましょう。

  4. チームまたはパートナーと一緒に行動:トレッキングはできるだけ安全な状況で行うべきです。可能であれば、友人やグループと一緒に行動してください。

  5. 天候の変化に注意: 山岳地域では天候が急変することがあります。雨、霧、強風、低温などの変化に備え、適切な防寒着と防水具を持参し、天候によっては中止してください。

  6. 正しい技術や安全な行動を心掛ける: 正しい登山技術や安全な行動は非常に重要です。極端に難しいコースではありませんが、転倒や落下の危険を最小限に抑えるために、注意しながら歩いてください。

  7. 環境への配慮: 自然環境を保護するために、トレッキングの際はゴミを持ち帰り、道から外れずに歩くようにしましょう。植物や野生生物への配慮も大切です。ルートを外れることなく、マーキングされたトレイルを守りましょう。

  8. 地元周辺への配慮: 山は一部私有地となっております。ごみの持ち帰りや駐車スペース、騒音を抑えるなどのマナーを守りましょう。

  9. 火気厳禁: 山火事防止のため火気厳禁です。五社山は保安林に指定されているため、土石・樹根の採掘や落葉の採取なども禁止となっていますのでご注意ください。

これらの注意事項に留意することで、トレッキングをより安全で楽しいものにすることができます。しかし、トレッキングは自然環境との接触が伴うため、リスクが常に存在することを忘れずに、慎重に行動するようにしましょう。