太田農神社

ページ番号1004368  更新日 2024年2月26日

印刷大きな文字で印刷

太田農神社

太田農神社
太田農神社

北に隣接する楢葉町との町境に建ち、高い鳥居を潜り、急な石段を上ると、本殿が静かにたたずんでいます。
この社は寛永年間 磐城領主の内藤氏が七曲新田を開拓した際に「田の神」として勧請したもので、豊受比女命(とようけのおおかみ)が祀られています。1629年(寛永6)年に磐城藩主であった内藤長政によって神社が建立されました。
以前は毎年1月と6月の11日に例祭が行われ、遠く他郡からも多くの人が奉賽したと伝えられています。


現在の本殿は明治10年に再建され、本殿の欄間には後藤政秀氏の作と言われる農事耕務に係わる彫刻があり、町指定有形文化財(工芸品)に指定されています。
素朴で可愛らしい彫刻で、昔の広野に生きる人々の暮らしや四季を生き生きと伝えています。



住所
〒979-0401 福島県双葉郡広野町上北迫大平99
交通アクセス
広野駅から車で8分