往生院成徳寺

ページ番号1004366  更新日 2024年2月26日

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往生院成徳寺

往生院成徳寺
往生院成徳寺

1330年(元徳2年)、良天聖観によって開山されたとされ、高倉城主猪狩下野守に関係深いお寺です。1596年(慶長元年)に一時廃寺となりましたが、1599年(慶長4年)に良薫によって現在の地に復興しました。



木造阿弥陀如来坐像とカヤの木

木造阿弥陀如来坐像
木造阿弥陀如来坐像

成徳寺の住職の家に代々受け継がれている、木造阿弥陀如来坐像は福島県指定文化財(有形文化財)に登録されています。
鎌倉時代初期に造られたとされ、高さ53cmの寄木造で、漆泊が施されており、大変美しいお顔をされています。


また、成徳院には青銅製の梵鐘があり、これは広野町指定文化財(工芸品)に指定されています。安土桃山時代の頃に、鐘が盗難にあったとされ、江戸時代の中頃に新しく鐘が作られ現在に至っているとされています。

 

さらに境内北側には、樹齢400年と推定されるカヤの木があり、昭和58年に福島県の「緑の文化財」に登録され、広野町指定文化財(天然記念物)にも登録されています。



住所
〒979-0404 福島県双葉郡広野町折木舘331
電話番号
0240-27-3608
交通アクセス
広野駅より徒歩で30分、車5分