平成25年度水稲作付けをした農家では、農作物への「安心・安全」を確保するため、「水田ごとに水稲管理日誌作成」「吸収抑制対策として塩化カリウムの散布」「収穫された米の全量全袋検査」に取り組んでいます。
吸収抑制対策としての塩化カリウム散布
農産物への放射性物質移行を抑制するために、平成25年度に作付けした水田すべてに、塩化カリウムの散布(10aあたり、20キロ)を行いました。
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【塩化カリウム配布状況】 | 【塩化カリウムの散布に取り組む農家】 |
安全な米づくりのための「水稲管理日誌」
収穫された米から基準値(※放射性セシウム含有量100Bq/Kg)を超過するものがないよう適正な管理、対策を実施するため、営農再開した農家では、水田ごとに「水稲管理日誌」の作成を行っています。
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【水稲管理日誌】 | 【水稲作付・管理・出荷に係る説明会】 |
全量・全袋検査
福島県はもとより広野町は、東日本大震災に伴う原子力事故以来、出荷制限や風評被害などの深刻な被害を受けております。
そのため、福島県が実施している“緊急時環境放射線モニタリング調査”の実施に加え、広野の恵み安全対策協議会が主体となった“米の全量・全袋検査”など放射性物質の詳細な検査を実施し、その検査結果を提供することで、消費者や流通業者の信頼、そして農産物の安全の確保に努めています。
また、全量全袋検査に係る詳しい情報は、下記の“ふくしまの恵み安全対策協議会”HPに掲載しております。
URL https://fukumegu.org/ok/contents/
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【広野町における全量・全袋検査状況】 | 【平成25年広野町産米】 |