国民健康保険の加入者のうち、被用者(給与所得者)が新型コロナウイルス感染症に感染し、または発熱などの症状があるなど感染が疑われることにより会社などを休み、事業主から給与などの全部または一部を受けることが出来ない場合に、傷病手当金が支給されます。
対象となる方(下記の全てに該当する方) |
①.国民健康保険加入者で、給与などの支払いを受けている被用者(青色事業専従者および白色事業専従者含む)
②.新型コロナウイルスに感染し、または発熱などの症状があり感染が疑われたため就労することができなくなった場合
感染が疑われた場合とは、以下のいずれかに該当する場合です。
・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高等などの強い症状のいずれかがある場合
・重症化しやすい方(※)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
※高齢者や糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPDなど)の基礎疾患がある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている方
・上記以外の方で、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合
③.給与など(休業手当を含む)支払いを受けられないか、一部減額されて支払われていること
④.②の理由により、3日間連続して仕事を休み、4日目以降が令和2年1月1日から12月31日までの間に属すること。ただし、入院が継続する場合などは、最長1年6ヶ月
支給対象期間 |
労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日からその労務に服することができない期間のうち、就労を予定していた日数
支給額 |
1日当たりの支給額
【(直近の継続した3ヶ月間の給与収入の合計額÷就労日数×2/3)】×支給対象となる日数
なお、1日当たりの支給額には上限があります。また、給与など(休業手当を含む)が一部減額されて支払われている場合は、支給額が減額または支給されない場合があります。
申請先 |
下記の問合せ先の窓口または郵送にて受付します。
手続きに必要なもの |
①国民健康保険被保険者証(保険証)(郵送の場合はコピー)
②世帯主の印鑑(郵送の場合は各申請書の必要な個所へ押印)
③世帯主または受取人代理人名義の預金口座(金融機関名、口座番号など)
④国民健康保険傷病手当金支給申請書(世帯主用、被保険者用、事業主用の3種類の提出が必須です。医療機関用は帰国者・接触者外来や他の医療機関を受診した場合に提出が必要です。)
申請用紙は以下からダウンロードできます
【世帯主用】傷病手当金支給申請書 (84kbyte)
【被保険者用】傷病手当金支給申請書 (87kbyte)
【事業主用】傷病手当金支給申請書 (108kbyte)
【医療機関用】傷病手当金支給申請書 (79kbyte)
記入例【世帯主用】傷病手当金支給申請書 (466kbyte)
記入例【被保険者用】傷病手当金支給申請書 (275kbyte)
記入例【事業主用】傷病手当金支給申請書 (497kbyte)
記入例【医療機関用】傷病手当金支給申請書 (299kbyte)