深呼吸が心地よい 広野町の暮らし

鈴木さん家族

広野町住民:鈴木徹さん

思い切り走り回る子どもたちの笑顔

広野町でご夫婦とお子さんの5人で暮らす鈴木さんご家族。ご主人の徹さんの出身地である同町に自宅を建て、5年ほど前に移り住みました。現在、小学校4年生、3年生、こども園に通う3人のお子さんがいます。以前はいわき市の市営住宅に住んでいたという鈴木さん。広野町で暮らし始めて感じたことは、子どもをのびのび育てられるということでした。「集合住宅だったので、人との距離が近すぎる感じがあって。子供が走り回る音や声も、近所迷惑なのではないかと気になってしまい『静かにしなさい』と注意することも多かったんです。引っ越して来てからは一度も言ったことがないですね。子どもたちも思い切り走り回ってます」

移住前の不安は安心感へと変化

移住するにあたっては「不安もあった」と振り返る奥さんの美樹さん。気になったのは、震災後の放射能の影響でした。「子どもが小さいので、食べ物や飲み水にはずっと気を使ってきました。広野は本当に大丈夫なのかなという不安は当時、やはり大きかったですね」

そんな不安は、町が水道水の検査を行って安全性を常に確認しているこや、町の農家さんたちの取り組みなどを知り、町役場の職員が真摯に相談に乗ってくれたことま安心感を高めていきました。「広野町は、住民と町役場の距離が近いと感じています。何かあったらすぐに相談にのってもらえる雰囲気がいいですね」

町に広がる遊びのフィールド

平日、徹さんは富岡町で会社員として働き、美樹さんは子育てをしながらパートタイムの仕事についています。お子さんたちは、朝は登校班で近隣の子どもたちと一緒に登校。下校時は美樹さんがお迎えに。「忙しいときは迎えにいくのも大変ですが、でも、小学校卒業までですからね。その時間もたのしめればと思っています」

休日は家族で遊びに出かけることも多く、自然豊かな町内には遊びのフィールドが広がっています。夏は自宅近くを流れる浅見川での水遊びをはじめ、カブトムシ捕り、バーベキューなど、アウトドアの遊びも多彩。親子で海沿いをサイクリングするのもたのしみのひとつ。

一年を通して季節を感じながら暮らしを楽しんでいる様子が伺えました。

学習環境の充実と活気づく町の印象

教育環境に関しては、「先生方が親身になって子供に接してくれていることを感じる」と話してくれたお二人。GIGAスクール構想で町が取り組む、児童一人一台のタブレット配布による学習など、環境も充実しているようです。「移住してきた当初は、近所に子どもは一人しかいなかったのですが、この5年で10人近くに増えました。町が活気づいてきているのを感じますね。子育てをしながら暮らす私たちにとって。人と人の距離がほどよいのが心地良く、気持ちに余裕ができた気がします。子どもたちが外で遊んでいると近所の方が気軽に声をかけてくれるのもうれしいですね」

買い物など、以前よりは少しだけ不便なこともあるそうですが、その分、家族の絆が深まったと話す鈴木さんご夫婦。元気なお子さんたちを優しく見守るお二人の姿が印象的でした。

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