拝啓
今年も、里山の樹々はなにごともなかったように芽吹き、その鼓動が力強く感じられる季節となりました。
広野町の小学校・中学校の皆さん並びに保護者の皆さま方には日々お元気でお過ごしのことと思います。
あの東日本大震災から1年余り経とうとしていますが、未だに余震が続き、放射能汚染におののく現状など未解決の課題が山積し、児童・生徒の皆さん保護者の皆さま方の心労は察するに余りがあります。
このような厳しい現状の中ではありますが、地域の皆さま、保護者の皆さま方の日頃からの温かいご理解とご支援により、去る3月13日には広野町立広野中学校の卒業式、3月23日には広野町立広野小学校の卒業式、区域外で学ぶ児童・生徒の皆さんもそれぞれの学校で卒業式が執り行われ、ひとまわりもふたまわりも大きく成長し巣立って行くことが出来、高校進学者におきましては、入学式の時に生徒代表として挨拶に立つなど、その成長には目覚ましいものがありました。
また、過日の4月6日には広野町立広野小学校・中学校、区域外のそれぞれの学校において入学式がおこなわれ、児童・生徒たちが夢と希望を携え元気に式に臨むことができました。心より感謝とお礼を申し上げます。
歳月は、私たちの都合や願いにかかわりなく、刻々に過ぎ去り瞬時もとどまってはくれませんが、今、私たち大人に課せられた役目として、教育の原点に立ち戻り、地域の皆さま方のお力添えを支えに、各家庭では家庭での環境を整え、学校では学校での学習・生活環境の構築に努め、互いに協働しながら、子どもたちが少しでも安全・安心だと思える場を整え、落ち着いて学習が受けられる手立てを用意し、人が生きるとはどういうことか、命とは何かと児童・生徒自身が主体的に考える営みを通して、単なる知識としてではなく、行動・実践を伴う知恵として展開されていくことを前提としていかなければと思っています。
そのためには、地域の皆さま、保護者のみなさま方の温かいご理解とご支援をいただかなければなりません。今後とも子どもたちのため、更なるご支援をお願い申し上げます。
いつものように纏まりのない文章になってしまいましたがご寛容ください。
結びに、地域の皆さま、保護者の皆さま方には、くれぐれもご自愛くださいますように。かさねて子どもたちのことを宜しくお願い申し上げます。
敬具